異修羅

なろう方面――というと語弊がありそうですが,その系統のジャンルの中で最近読んだオススメ作品を連投していくぞ①。
まあ,その裏にオススメできない作品が山積みされているわけですが……

異修羅

 

異修羅I 新魔王戦争 (電撃の新文芸)

異修羅I 新魔王戦争 (電撃の新文芸)

  • 作者:珪素
  • 発売日: 2019/09/17
  • メディア: Kindle版
 

ぶっちゃけ,異修羅が最高だけど人気で無いと打ち切り,みたいな事を作者さんがTwitterに流していて危機感覚えたので布教したくてこれを書き始めたようなもんです。

 

最近で言うと,「終末のワルキューレ」のように,最強VS最強のバトルをやる作品ですね。いや,こいつが負けることはないでしょ?みたいな最強同士,1対1のぶつかり合い。最強決定トーナメント。完全に少年マンガの世界。面白くなるに決まってるやろ。

今年の春にセールで何の気なしに買った商業版が非常におもしろくて,即WEB版含めて全部読んで,また商業版を読む,みたいな事やってます。商業版の方がキャラの背景やらトーナメントに至るまでを相当量書き下ろしてあるので,両方を読んでしまうタイプの作品です。

 それは単独の真剣のみで、史上最大の機魔ゴーレムを撃破することができる。

 それは遍く伝説をただの事実へと堕する、頂点の剣技を振るう。

 それは全生命の致死の急所を理解する、殺戮の本能を持つ。

 世界現実に留め置くことすらできぬ、最後の剣豪である。

 

 剣豪ブレード人間ミニア

 

 やなぎつるぎのソウジロウ。

キャラが多い分,各キャラのエピソードは削ぎ落としてあるので,一番最初であるソウジロウの2話分だけでも読んで欲しいですね。これが刺さる人は,確実に読むべき。「幻想再帰のアリュージョニスト」が好きすぎるのも,こういう描写に弱いからなんですよね。

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