3行で
- 英文アウトプット練習の優れた相手をGPTsで実装できたからストアに並べたよ!
- 学習ツールとしての気持ちよさが自慢なのでまずは1回遊んでみてください!
- 「英語だと中学生レベルの文章すら全然話せない」の克服ができる………と信じて、製作者自身が酷使しています
何ができるの?
和文による出題→英訳→添削→出題…のループです。
体験の良さと自身のアウトプットカの弱さは触ってもらえばすぐに伝わるはずです。これ読む人の8割はブクマして満足するだけなんでしょうけど、これ以降を読むより先にまずは一度使ってみてください。最初にあるリンクへ飛ぶだけです。
なお「完全無料!」と言いたいですが、ChatGPTへの課金が無いとすぐに制限が入るのが最大の難点です。
特長を教えて
- ジャンルや問題の難易度を適宜変更可能。激ムズ要求出したら絶望感がすごい……
- 日本語混じりの英文や、かなりの意訳にすら対応してくれる
- ↑これを回答してもいいという、心理的安全性がAI相手だと確保される(この1点で人間相手よりも優秀!)
- 他の言い回しや、TPOに合わせた表現も教えてくれる
- 出来が悪い問題は似た類題で記憶の定着を深めてくれる
- 時制や冠詞のミスより、意味が伝わるかを重視して添削する
何がすごいの?
和文英訳の壁打ちラリーをひたすら続けられるので、英文アウトプットの良い訓練になります。生成AIが出るまでは不可能だった手法です。
使い方は人それぞれですが、製作目的としては「どう英語で言えばいいのかが出てこない」あの瞬間を克服するための瞬発力訓練用として、最適なツールだと考えています。
「英会話」はできないの?
当初は先生との会話が中心だったんですが、後述する考えで「和文の英訳」に特化させました。私のような英会話初心者レベルだと、言うべき事を考えるのにもかなり思考リソースを喰われるんですよね。
実装自体は今の延長なので、需要があれば作ります。
そもそもEmma先生って誰よ
私自身の「この人相手なら継続したくなる」という属性全部盛りの専属英語講師です。
ちなみにChatGPTに名前から何から全部提案させて、裏のプロフィールは作り込んでありまして、日本フリークのラテン系米国人で、既婚者です。
今後もいろんな学習ツールをEmma先生で実装予定。
初心者が勝手に考えた英会話学習論
ここからは読まなくてもいいおまけ。
個人的事情として、仕事の関係でここのところ英語漬けの日々続いています。
その中の一番の課題が英文のアウトプットが全然浮かばない点です。「週末はどこを観光したんすか?、とかの日常会話すら、時間かけて先に英文を練ってから話しかけてましたからね。
そんなわけで、「街中で道を聞かれたときに、スマホに頼らずに案内ができる」くらいの「英会話」ができるようになるために、自由時間の大半を英語につぎ込み始めました。そんな中で生まれたのがEmma先生です。
元をたどると、ここ数年で“Speak"アプリのようにAIとの英会話が実用的になったので英会話の練習はそれ単体で完結すると思ってたんですよ。
しかし実際にやってみると、「いきなり英会話をやろうとしても簡単な日常会話すら困難」、「文単位での正誤を指摘してくれない」、「自分が言える表現のみに偏ってしまう」などで英会話練習に対する銀の弾丸には決してなり得ないという事実を突きつけられました。
そこで、英会話というプロセスを分解して考えてみました。
- 相手のしゃべった英語を聞き取る
- それに対する返答内容を考える
- 返答内容を英訳する(文頭からシーケンシャル、かつ語順がバラバラな日→英変換!)
- それを英語で発話する
そもそも、それぞれ単体でもおぼつかないのに、すべてを同時並行かつ瞬間的にやれるわけがないんですよね。この中で、2はさすがに誰でもできるし、1と4はシャドーイングやディクテーションなどの既存のやり方で練習が可能です。
というわけで、あとは3さえなんとかすれば学習ツールは揃うと結論付けました。そのために和文英訳の壁打ちモードを準備したわけです。ここって、問題を解く以上に作問および添削のコストが大きすぎて、従来の英語学習方法ではやりたくても難しい部分だったんじゃないでしょうか。だが……今は違う!!(ギュッ
実際、まだ使いだして10時間程度ですが、明らかに英文の出力がスムーズになったのが体感できます。文法的には過去の英語学習でわかってる範囲の事しかやらないようにしてますが、そこへのアクセスが2段階くらい早くなった印象です。
自分の場合は英会話練習の一環なので、きっちり文構造を考えるというよりは「無理に1文にせずに2文に分ける」、「Last week...のようにとりあえず言いやすい部分を最初に持ってくる」のような意識で、精度よりも速度を重視した英訳をしながら実際に声を出しながら解いてます。
GPT-4だと、それでもこちらの言いたい事を汲み取ってくれるのが心強いです。内部実装的にも、通常の英語学習的な文法ミスに対する指摘は控えめにするようなバランスにしています。
ちなみに仕様的にはアプリなどの音声会話モードも対応していますが、解説聞く間でテンポが悪くなったり、英文部分を聞き直せなかったりで、個人的には非推奨です。
おわりに
この記事書いている理由も9割は「1人でも多くの人に使ってもらって、フィードバックでももらえたら俺の英語学習効率が上がってラッキー」って感じなので、SNSとかで感想つぶやいておいてください。勝手に拾いに行きます。
いやー、それにしてもChatGPTくんはすごいですね。ほんの数日ながら十分にマネタイズできちゃうレベルのクオリティのプロダクツが出来上がっちゃうんですもん。
諸事情で今のところのプロンプトの公開は止めておきますが(内部的には約3300文字のXMLファイル)、1人でも自分のための専属講師を作りたい!という熱意のある方には提供しますし、なんかもっとおもしろいことができないかなといろいろとアイディアを練っている最中です。
まあ、それはそれとして英語しゃべれるようになるぞ!