新たな趣味として、キャンプを始めました!
ゆるキャン△セットに10万円くらい突っ込みたかったけど、この秋冬であちこち行って10万円以上突っ込んでるのですがちょっと厳しい。
— はげあたま (@hageatama) 2017年10月29日
あと、FRなので冬のキャンプがでデンジャラス。
もちろん、一番の影響はゆるキャン△ですが、このツイートはアニメ化前からなんで、年季が違うんや!(古参マウンティング)
何度も読んだゆるキャン△ですが、このコマで見切れてるのがロードスターだと初めて気付いた。 pic.twitter.com/UIyNOslN6p
— はげあたま (@hageatama) 2017年7月2日
元々、我が愛車のロードスターくんは、峠を気持ちよく走るための車なので、津々浦々のドライブコースを目指しては、帰れなくなって宿を探す、というのをやっておりました。それなら、キャンプも兼ねれば一石二鳥ですからね。
そんなわけで、10日前にキャンプ場予約してから無理矢理Amazonで揃えたキャンプギアをメモしておきます。この時、丸3日くらいひたすら調べてましたからね。
そのおかげか、練習のつもりだった昨日の初キャンプは驚くほど平和に終わり、買ったものも概ね満足いくものばかり。
私自身、人生で2度ほどキャンプに通ってた時期があるので通算で100泊以上はテント泊してるものの、ここ15年はさっぱりだった結果、キャンプ用具の進化に驚き慄いております。キャンプ用具のブランド化、中華ブランドの発達、ソロキャンプや冬キャンプという楽しみ方など、令和のキャンプは全然違うな、と。
前提条件
- ソロキャンプ
- マツダ ロードスターで運ぶ(2人乗りでトランクは小さい)
- 価格は抑えつつも、今後キャンプを続けていった際にも活かせる余地がある
- とりあえず予算10万円。スモールスタート。それでも、これで1泊しかしなかったら、その時点で高級ホテルじゃん
テント
一番価格差が出るところで悩ましい。3000円から10万円まで選択肢があるが、今回については比較的安い側でとりあえず様子見する事に。
テントだけは比較候補も載せておきます。
買った奴:FIELDOOR フォークテント280プラス
10000円以下では定番のモデルが先月改良された奴。焚火に強いけどお高いTC版もあったけど、初心者には取り回しづらい面もあったので、お試しで安い方で。
- 設置しやすいワンポール型
- 標準で二股ポール
- 改良により前日のフラップが大きくなり、タープ代わりにも使える
- 機能の割に安い
- スカート付きで今からの季節に嬉しい
今までドーム型しか使ったことなかったので、自立せず、床も無い、流行のを使ってみたかったのが1番の理由ですね。
候補①:BUNDOK ソロベースEX
流行りの軍幕系。EXになって若干コスパが悪くなってる気が。ここからさらに二股ポール入れたいし。(それでもお安いですが…)
買う気満々だったものの、見た目よりも2回りくらい小さいとわかってきたので、徐々にトーンダウン。身長180cm超の私ではローチェアでも頭を擦るレベルみたいです。
かなり訓練された系の仕様でもあるので、将来的には買うかも。
候補②:DOD ライダーズバイクインテント
みんな大好きDODのライダー向けテント。コンセプトとしては前室にバイクを収納可能ってとこらしいが、快適ソロキャンプの生活空間としても便利そう。
バイクに載せるにはかなり携行性が犠牲になっており、ロド的にも厳しいかな、と。
候補③:UJack サーペントテント
「最強のソロテント」を標榜する、日本の若い方がやられているブランドの新作。公式YouTubeでも社長さんがガンガンとキャンプ動画出してます。
ソロどころか3人家族も泊まれそうな圧倒的な居住空間を実現しており、夏から冬まで好きに使えるような設計、素材選びで、今でもめちゃくちゃ欲しいです。
ただ、居住性とのトレードオフで、風には強くないみたいなので、その辺のリスクが読みきれずに購入断念。
ブランドカラーとして特徴的な白で統一してあるが、公式サイトで当たり前にこの色の当て布を打っていて、「ガンガン使ってくれ」という意識を感じたのが良かったですね。
シュラフ
異常に安い、ダウンシュラフ。すごい時代ですね。
冬も想定して1200g買いましたが、10℃台前半では暑すぎることも寒すぎることもなかったです。想像以上にコンパクトになるし、Amazonレビューにあった獣臭も皆無だったので、非常に満足してます。
道具全体でこれだけ原色系なのと、ファスナーがYKKじゃないのが不満点といえば不満点。
コット
簡易ベッドのコット。
人生でコットに触れずに生きてきたものの、絶対にマットの直敷きよりも快適に決まってますよね、こりゃ。特に冬キャンも視野に入れてるので底冷えが軽減できるのは強すぎる。
コットはヘリノックスの系譜で数千〜2万円帯が充実しており、YouTubeの全部比較してみた系動画見ても「サイズくらいしか差がわからん」というのが正直なところ。
そんな中、コット単体の評価もそこそこで、コットの上に敷くマットとのセットがあったため、KingCampさんに。
寝心地は素晴らしく、上のシュラフと合わせて、9時間ぐっすり寝ました。寝苦しくて数時間で目が覚めると思ってたのに……
ただ、布を太鼓のようにピンと張るため、組み立て時にめちゃくちゃ力かけて組み立てるので、破損リスクが未知数なのが不安です。
焚火台
ピコグリルに端を発した軽量系の焚火台は、パチモノ含めてめちゃくちゃ出てます。
- テントを中心にコスパの良い新潟のブランドという理解
- ノコギリを使わずにそのまま薪を差し込める
- 網の部分がそこそこ広くて安定しそう
『蓮』とはうまいネーミングだなと思わせる構造で、見た目は華奢なのに薪入れたまま足を掴んでの移動も可能な程度の剛性もあり、これは大正解でした。
難点としては、天板の面積が広い分、燃 薪の消費ペースが早いくらいでしょうか。
ペグ
過去に数多のアルミペグをへし折ってきた経験があるので、素直にスチール製の16本セットを購入。(鍛造じゃないけど)
ハンマーも含めて収納でき、キャリーバッグに差し込む方式なので抜き忘れを把握しやすいという思わぬメリットも。本数も潤沢なので精神的な余裕があります。
安物ですが、買って正解です。
ローチェア
キャンピングチェアも数多あって悩ましいジャンルですね。ここまでと同様に、BUNDOKならそこそこの品でしょという思いと、腰痛持ちなので座り心地を優先しました。
めちゃくちゃ触り心地いいですし、作りもしっかりしてるので、満足ですね。
ただ、これは、私限定で大失敗だったので他のを既に買い直しました。構造的に畳むとほぼ正方形なんですが、ロドの助手席にもトランクにも積めないんです……
試行錯誤を重ねた結果、ガソリンタンクの出っ張りの隙間を避け、ボディの傾斜に合わせて斜めに突っ込むと、トランク内の塗装に傷を付けつつも、ギリギリ入ると判明。
とはいえ、常用は厳しいので、ベランダでの寛ぎ用として余生を過ごしてもらいます。
ローテーブル
鹿番長で良くね?と思いつつもいろいろ探してみた結果がこちら。
非常に耐荷重が高く、真ん中で片手ついてもびくともしないほどです。見た目にもオシャレで、なかなかの逸品。
ただ、足をロックさせる機構がないため、テーブルを引きずってズラそうとすると、足が畳まれて「あっ」となるのを2回ほどやりました。
クーラーボックス
一番失敗しかけたのがこれ。大は小を兼ねる、で大きめのハード型を買うつもりだったんですが、某所の店頭で現物見て、「あ、これはロードスターには積めない」と思い知らされました。
そして、ソフト型を買うとしても、YouTubeで実際に溶けないか比較する動画とかも見たんですが、全然イメージ掴めなかったので、メーカーで選びましたね。このジャンルは釣り業界が強いでしょ、と。
届いてみると思った以上に断熱材が分厚く、そこも直接地面に触れないように浮いてたので、安心して使えました。今からは寒い季節なので、そんなにシビアな性能は要らんしね。
LEDランプ
コスパ的に一択らしいGENTOSのをお買い上げ。ネットの良くない点で、思ったのより2回りは小さくてビックリ。
にもかかわらず、豆球の防水ライト使ってたあの頃からは想像できない明るさな上、白色電球的な温かみのあるゆらめきモードまであり、優秀。
しかし、買い替えをお悩み中です。事前に見かけてはいたものの、上向けても下向けても構造的に真下を照らせないので、上に吊るすと変な影が出来てちょっと気になります。
スノーピークのほおずきタイプとかを買い増して、これはサブに回しますかね……
あと、安めのランタンスタンドも買いましたが、意外と便利ですね。座り方に合わせて3回は差し直したと思います。
地味に、スーパーの袋ひっかけてのゴミ袋定位置としての役割も。他に100均で、ポールを挟んで袋とか引っかかる洗濯バサミみたいなのも買ったんですが、手の届く位置に持ってきやすいというのが便利でした。
ふいご
そんなに値が張るものでもないので、ヒロシさんが動画でよく使ってるな、くらいの考えでカートに入れましたが、使ってみるとこれは便利ですね。
明らかに風を送る効率上がる上、炭よりも灰が残りやすい焚き火では、灰を撒き散らさない効果も。さらに、ちまちまと薪の位置調整で突くのにも使えるため、必須と言っていいほどのアイテムです。
コッヘル
今のご時世だとクッカーですか。
直火にかけても取手が燃えない、シンプルな奴を選択。アルミだと熱伝導率的に分厚くてしっかりした奴がいいので、これだけはスノーピーク選びました。
ド安定ですね。10年以上戦えそうです。メスティンとか無くてもこれで飯も炊けるっしょ。
炙りや
これは昔から使ってるっつーか、もはや2代目です。
キャンプ的にどうなんかなと思いつつも、使ってみるとやはり便利には勝てませんね。特に、下田で買った金目鯛の干物を焦がさないよう弱火でじっくり焼きながらつまむ、というのは、バーナーでも焚き火でも実現困難ですからね。
ただし、下手すりゃコットより容積食うので、ロードスターの積載量的には厳しい面も。
固形燃料
SOTOのミニ焚火台に固形燃料突っ込む形で、朝ご飯のカレー飯とコーヒーは乗り切りました。
これも好判断。火力こそ弱いものの、何も考えずに放置してればいいので、取り回しが良すぎです。
この先、ガスバーナー買っても、固形燃料は持っていくだろうな、と。
コンテナ
影のMVPが、ダンボーの折りたたみコンテナくん。
基本仕様はトラスコ製なので丈夫だし、20Lという容量がロードスターへの積載的にも絶妙だし、ちょこちょこ小物入れやすいし、天板がテーブルになるしで重宝しました。今までは机周りのコントローラやらを放り込んでおく用でしたが、このままだと普段もキャンプ道具収納になりそう。
ただ、キャンプ専用品じゃないので、脚がなくて、底が泥を噛みやすかったという少しの欠点も。このまま道具増えるようだったら考え直さないとですかね。
ナイフ
オピネルナイフと、ツヴィリングの十徳ナイフ。唯一にして、小学生からもう四半世紀の付き合いな、キャンプやってた初期からのアイテム。
オピネルとか、自然に黒サビ出てて、グリップも印刷が擦り切れるほど手の脂を吸っており、成り行きで完全に仕上がった状態です。今でも手入れを欠かしてないので、一生使えそうですわ。
おわりに
昨日の今日で、既に追加で1.6万円分の用具を買い増しました。
5000円未満の細々としたものが積み重なるので、ガジェット沼のヤバい奴ですね、これは。まだブランド課金を始めてないですが、それでも危険すぎです。この調子だと永久に「お財布的には素直に宿に泊まったほうがいい」のままな気がします……