いきなり完成。
写真じゃわかりませんが、シフトの根元の樹脂部品を総取り換えしました。 定番整備なのでDIY。わざわざ俺が書かなくてもみんカラ見ればいいかと思ったものの、見ながらでも結構嵌ったので備忘録。基本的には、みんカラのクリップ数ソートで「ダストブーツ」やら「シフト 交換」で調べたらいくらでもでます。
ついでにシフトカバーも交換。バケットシートが赤ステッチなので、その場で一緒に買い揃えた奴です。
必要なもの
自分でやろうと思ったのは、モノタロウのおかげと言っても過言ではありません。
昔の車の純正パーツがネットでポチれるという現代、すごくないですか?
ダストブーツの注文コード入れれば、オススメ欄から五月雨式に全部カートに突っ込めます。圧倒的便利さ。神、いわゆるゴッド。
- プラスドライバー
- 内装剥がし
- プライヤー
- 10mmのメガネレンチ or ラチェット
- どこのご家庭にもあるマイクロカッター
- ゴムハンマー
- 金切り鋏
- ミッションオイル100ml
- スポイト
- 養生テープ
- トレイ替わりの深紙皿
- シリコンスプレー
- パーツクリーナー
- ウエス
- ダンボール
- 替えるならシフトブーツ
工具系はドライバーとメガネさえ有れば最低限なんとかなりますが、全て揃えた方が身のためです。
作業内容
エーモンの内装剥がしでちまちまと。センターコンソール取るのはみんカラにいくらでも載ってるので手順は割愛。パワーウィンドウ周りの爪だけは割らないように注意。
ちびっとだけど穴空いてて気になってたのよね。ついでに後で交換。
シフトブーツの外から触れるから分かってはいたんですが、二重に裂けてますね。隙間から地面見えとるやんけ。
実際に触って分かりましたが、ゴムの弾力で引っ張ってテンションかける構造なので、ゴムの弾力が失われるとどんどん裂け目に応力が集中するわけですね、これ。
なんやかんやあって一気にこんな感じ。
固定のナットがめっちゃ固かったので、六角レンチではなく、メガネかラチェットをオススメします。ちゃんとトルク掛けないとすぐなめちゃう、あれ。
あと、前のオーナーもやったのかシフトのシャフトにマーク付いてたので助かりましたが、前後だけは覚えておくように。私は剥がすブーツの破れ方で記憶したけど、当然剥がして見失ったのは内緒です。
抜いた後の根元に溜まってる澱んだミッションオイルを交換。スポイトはホームセンターの習字用具コーナーで買えるぞ! 見た目、完全に墨汁吸ってる感じですね。
100mlほど新しいオイルを投入。こぼしても問題ないので、下手に工夫せずにそのまま流し込みました。ちょっと入れてはしばらく待つと液面が下がってくるの繰り返し。
注ぎ終わったら、ゴミが入らないように養生テープで蓋。
プライヤーでシフトカラーを取り外し。極端な力は不要。完全に茶色ですね。
一般的にダストブーツを上方向に抜き取るとされてますが、何やっても抜けず、怒りの切断。ただ、ニッパーも金切り鋏も歯が立たなかったので、一般のご家庭では切れないと思います。固定しづらいので手持ちのディスクグラインダーですら避けた方がいいかと。
あとは軸にたっぷりとシリコンスプレー塗って、白い奴とウェーブワッシャー、ダストブーツをまとめて上から押し込むべし。この「まとめて」がミソ。ダストブーツの抑え面全体で一気に押し込まないと斜めに力が逃げて、失敗します。 #した
白いシフトカラー装着は力掛けやすいので簡単。地面において押し込むだけ。
たまにはネタ投下。ダストブーツ打ち込む時に使ってるんだけど、たまたま水道屋さんに貰ってから手離せないw この2つでたいがいのブーツに合います。 pic.twitter.com/UDipT6CQLc
— ポール (@Minetopia5) May 15, 2018
ちなみに、作業後にこんなのを発見。確かにこれなら均等に押し込みやすそう。メモメモ。
あとは元通り締め直すだけ。
シフトブーツ交換は簡単過ぎたので割愛。固定の爪挿入穴が多いため、専用品にしておきましょう。
んー、良い感じ!
交換後は、キモチワルイくらいにコリコリとシフト入るようになってご満悦ですわ。こう見ると年季入った車だよなぁ。