休みだし1000円ポッピンQ観に行くか→もう1日1回上映になっとる!→IMAX 君の名はは非対応orz で、止まれば良かったんだけど、「……通常版とIMAX版の比較試聴の気運???」とか思いついちゃった結果がこれだよ! pic.twitter.com/ukgr9VNaZ6
— はげあたま@今期の覇権は幼女戦記 (@hageatama) January 13, 2017
ふとした思い付きで通常版 君の名は(4回目)→IMAX版 君の名は(本日公開)というお金の無駄遣いをしました。 これがむしろ有効活用過ぎてテンションが収まらないのでキーボードに叩きつけているのが今の私。 ええ、キモチワルイ感じになると思いますよ!
※IMAX版のネタバレ(なんだそれ?)になるので、通常版観ている人も御注意願います。
いやー、IMAX版の"威力"を伝えて御覧に入れましょう。
なんと開始10分、ユキちゃん先生が「誰そ彼」に赤チョークで丸を付けた時の、チョークの粉を見た時に(´;ω;`)ブワッときたんですよ……。 1500万人以上観てるらしいですが、チョークの粉で泣いた奴は私くらいじゃないでしょうか。 理由はあるんです。
春の東京出張時に途中の自由時間で秒速5センチメートル見たのに、今週の出張時にもHDデジタル版で見そうなオイラ。 — はげあたま@今期の覇権は幼女戦記 (@hageatama) June 17, 2007
2007年3月、そう、Twitterが始まる直前だから10年前。 福岡の大学生だった私ですが、秒速5センチメートルは上映の聖地だった渋谷シネマライズで観たんですよ。 そしてその3ヶ月後の6月。今度はデジタル上映やるってんで再度足を運んだのも渋谷シネマライズ。
秒速5センチメートル終了。前回観たときの三倍良かった。[tM] — はげあたま@今期の覇権は幼女戦記 (@hageatama) June 21, 2007
舞い散る桜――アナログ上映では不可能な鮮烈なピンクが網膜に飛び込んだあの瞬間は、本当に劇的な体験でした。 そして10年後。見えてなかった情報がはっきりと観測された時、同じ感動をさらに高次に触れている事に気付いてしまい、おじさんの涙腺は大崩壊に至った次第です。
自販機の蓋の傷、団地の壁の凹凸、鏡の汚れ、液晶画面のにじみ…… 通常版では閾下で処理されてた「リアリティ」の輪郭が鮮明になって、脳幹を刺激してくるわけです。
さらに三葉 in 三葉モード時の襟足で、後れ毛が感情豊かに描かれている事にも気付き、「なんなの? なんなの?」と大混乱。 当然音響もレベルが上がっているわけですが、RADWIMPS異常に、口噛み酒作る時に米を摘まむ音すら、明瞭に聞こえる方に舞い上がる私。
新海誠の鬼畜っぷりも大ヒットの要因なんやな pic.twitter.com/hAuM2eZmeN — ズマ (@mirenore) October 16, 2016
IMAXになれば読めなかった文字が読めるようになるとか、その程度の訳が無いじゃない、新海映画が。
もうね、グレインノイズ、陽炎、空気中のチリ……etc 全てが感情豊かに語り掛けてきて、私の脳が焼き切れそうになってましたわ。 これを初見はうるさすぎるかもしれませんし、意識しないとIMAX版観ても伝わらないかもしれません。 だからこそ、新海監督にどっぷり染められた人はIMAX版を全力で向かい合ってほしいな、と。
さらに私は直前に通常版観て完全にdiff取りながら視聴できたので、IMAXだから伝わる情報を積極的に受け取りに行けたのが、最高の体験とかいうレベルではなく最高の体験でした。ナイス判断、半日前の自分。
……思いの丈は全てぶつけました。ここまで一気に書いたので読み返さないぞ!