話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選 @hageatama

さあ、来ましたよ恒例行事。恒例とか言いながら、隔年でしか書けていませんし、今年も完全に間に合ってません。

というのも、社畜こじらせて、今この書き出しが12月31日 22時37分。 例年だったら1週間前からアニメを観直しつつスクショを準備したりしながら練りに練るところですが、あえて記憶に頼りましょう。

さあ、選出含めて間に合うか!!!? (※今年は日頃からメモは残してはいます)

 

ノラと皇女と野良猫ハート 第06話 『世界平和』

いきなりレギュレーションギリギリアウトだーっ!!!!

もはやアニメですらないが、一年を通して「話数単位」で頭に浮かんだのはこれしかなかったですもん。 アテレコしてあるし、新たな可能性も提示してきたし、売り方も新しかったし、これはこれで

友人曰く、2ヶ月前に出たエロゲ原作なノラとと2が良かったといっていたのですが、1からの続きって事で完全に積んでおりますorz

 

冴えない彼女の育てかた♭ 第08話『フラグを折らなかった彼女』

これもメタ的ではあるんですが、放映と同じ2017年6月発売に原作の番外編(?)冴えない彼女の育てかた Girls Side 3で、詩羽先輩派の俺ですらメインヒロイン=加藤恵と認めざるを得なくなったタイミングの加藤無双回。ずるくね???

 

 

RWBY 第06話

レギュレーション無ければ5期が刺さりまくったんですが、とにもかくにも本作は入れたいなという思いからパッと浮かんだ画は、ジョーンだったんですよねー。

RWBYが良いのは、バトルではなくて、キャラの掘り下げ方だと思うんですよ。そのなかでもこの6話のように、全員にとってはおかしくても、ピュラにとっては最高のヒーローだって描き方出来ているの、故モンティ・オウム氏よ安らかに眠れって思いになれます。

 

ボールルームへようこそ 第24話 『ボールルームへようこそ』

ハッキリ言おう。ボールルームへようこそが入る事は確定していたけど、どちらかというと額縁回かなと思っていて、2クール目は不満の方が多かったんですよ。敢えて、フラストレーション溜まる構成にもしていたんだと思う。 単純に、悠木碧キャラのめんどくささも好きじゃないですしね。

だからこそ、交わらず、ぶつかりあい、多々良と千夏が「ペア」になる瞬間をこうも見事に最終回に持っていかれると、そりゃもう完敗です。これは、2クールやる覚悟のアニメでしか出来ない奴ですから。

あと、話数単位関係ないですが、本作は歌手としての小松未可子さんの使い方が非常に秀逸で、いいぞもっとやれ。

 

メイドインアビス 第10話 『毒と呪い』

もはや話数単位でどの話を入れるかという作品ではありますが、これは満場一致でこれでしょう。(ホント?)

富田美憂さんの声、当初のキャスティング的には想像より低くて違和感があったんです。しかし、話が進むにつれ、幼さが抜けたこの声の方が馴染んできたところに、この腕折り・失禁シーンですよ。

更に声という観点で行くと、井沢詩織さんという特殊声質の方が人気を得て、ナナチに当ててもらえたという奇跡。

 

この作品特有の、作者さんの性癖がガンガン出ていてヤヴァいところを、容赦なく、むしろ昇華させてアニメ化したスタッフの方々、本当にいい仕事でした!

 

宝石の国 第10話 『しろ』

作品としては第08話だし、投票的にも第08話に集まりそうな気がしてますけど、やはりアニメーションという意味では第10話でしょう。 ホント、2017年になったからこそ出来るアニメが、本気の本気を出した回。

最後2体の絶望感含めて、背筋がゾクゾクしたのはこの回が2017年で最高でした。語るのも野暮。 噛みしめて何度でも観たい。

 

ゲーマーズ 第01話 『雨野景太と導かれし者達』

今年一番持っていかれた初回は、ゲーマーズでした。 あまりにベタで御都合主義な設定で、ああいうオチをされた事が衝撃だったんですよ。 例えばどうやったってミステリ読む時は構えて読んじゃうし、それを構えさせないというのは狙ってやるのはほぼ無理じゃないですか。

即、原作全巻買わせる力がありましたし、そこまでやるか?なめんどくさいドタバタラブコメに魅せられました。 あ、ちなみに私は生徒会長 コノハ派です。 #わかりやすい

 

プリンセス・プリンシパル 第08話 『case20 Ripper Dipper

これも約束された神回ですね。こんなベタなのを入れなきゃいけないなんて、悔しい!

この半年、何度第08話→第02話のコンボをキメただろうか。 普通に第06話とかも入れていいと思うんですけど、ちょっと時間無くて捻りを入れる余裕を剥奪されると、「負けました!」って思いで第08話です。

今考えればわかりやすい構造なんですけど、放映当時は特に深く考察も入れていなかったので、そこからの1話から再視聴が楽しくて、楽しくて。

 

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 第12話 『世界で一番幸せな女の子 -CHTHOLLY-』

原作初版勢(Kindle版だけど?)なので思い入れがあり過ぎるし、ベタに最終回です。

個人的に、本作は古き良き泣きゲーの文脈という理解なので、自然の摂理としてクライマックス観ながらボロボロ泣いているおじさんが誕生するのはしょうがないのです。

続編「終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?」の捻くれた主人公が好きなので、2期も気長に待っていますね。

 

けものフレンズ 第12話『ゆうえんち』

基本的にアニメは全部観ようと思っている自分ですら、第02話を後回しにしていたくらいですが、ネット上では第03話ぐらいからざわつき始めましたよね。

そして迎えた最終話。あの過剰な期待に対して応えきったあの視聴者全員の一体感は、後追いで観た人には伝わらないナニカがそこにはありました。

ハッキリ言いましょう。アニメ開始当初では完全なオワコンであり、それがここまで伸びたのはたつき監督の尽力であり、それ以上の偶然があったんだと思います。 あの熱狂ありきの選出であり、2期は考えない事にしましょう、はい。

 

 

おわりに

「さすがに山場回や最終回は避けよう」とか、「通しか観ていない奴を如何に選ぼう」みたいな余裕が無くなった結果がこれだよ!!!!!

ある意味、心に刻まれてすぐに思い出せる10作品ともいえるので、これはこれでありじゃないでしょうか。あー、23時54分。ギリギリ間に合った!