リアルループゲーム「アイドルは100万回死ぬ」でアイドルを救い出してきたよ!

次回必ず助けるからね。ごめんね!

人生を何億回ループしたらこんな発言する世界線に行き着けるんでしょうか…… って、こんなセリフをつい数時間前に実際に吐いた参加メンバーがおりまして、そのあまりの「主人公」感に思い出すだけでニヨニヨしてしまっているのですが。(笑)

 

 

 

そんなわけで、リアルループゲーム「アイドルは100万回死ぬ」に参加してまいりました!!!

私自身、人生でも軽く2桁回は参加している……っつーか、GWを挟んで3週連続というアホなペースで参加の「リアル脱出ゲーム」ですが、ブログで扱ったことないんですよね。 構造的にな問題として「何書いてもネタバレになりかねない」という地雷が埋まっているんですもん。けれども今回は特別です。 だって「リアルループゲーム」ですよ???

不肖、私めが大好物の極致である「ループ物」。ゲームでこそ表現できる夢のジャンルですよ。 YU-NO, ガンパレ, ANOSシリーズ, infinityシリーズ, C†C, 3days, 歌月十夜, 腐り姫, シュタゲ, 古色迷宮輪舞曲……etc. あー、適当に羅列するだけでもうっとりしますね。

しかし現実で体験するのって難しいんですよ。時間ってなかなか巻き戻らないんですよね……

 

 

そんな難題に、Ever17などを作ったゲームシナリオライター 打越鋼太郎氏監修の下、常設型「リアル脱出ゲーム」として挑んだ新規イベントこそ「リアルループゲーム第1弾 アイドルは100万回死ぬ」です。 この3月オープンした地上6F, 地下1Fというビル丸ごと脱出イベントスペースという夢空間「アジトオブスクラップ下北沢ナゾビル」のこけら落としイベントになります。書いていい範囲がわからないので、公式より。

あなたが閉じ込められたのは不思議な部屋。 その隣の部屋でアイドルが殺された!!! 驚くあなた。 しかしさらに驚くべきことに、突然時間がさかのぼりアイドルの死ぬ前に戻された。 あの手この手でアイドルを救おうとするが、どうしてもアイドルは殺されてしまう。 この死の運命からは逃れられないのか? 残されたタイムループはあと10回。 限られた「時間ループ」の中で、あなたはアイドルを救う方法を見つけ出すことができるだろうか?

上演形態など全てが言いづらいので、ゲーム中に放たれた声より妄想を広げてください。

  • 「おお、ループした!」
  • 「とりあえず死んでもらう?」
  • (ループ複数回後に)「オカリンの気持ちがわかる」
  • (ループ直前に)「次回必ず助けるからね。ごめんね!」

ガチ勢10人で参加したため10回中7ループ目というなかなかの好成績でクリアしてしまい若干謎解きとしてはヌルさはあったものの、がっつりと「リアルループゲーム」していた部分が琴線に触れて今これを勢いで書いている次第です。

はー、幸せな体験でございました。かなりバリエーションも広げられそうでしたから、ぜひ第2弾、第3弾と頑張っていただきたいところです。 当イベントは当面の間、アジトオブスクラップ下北沢ナゾビルで公演が続くようなので、ループゲー好き、ミステリ好きの方は是非チケット確保に奔走していただければと思います。

 

あと、打越さんの新作 6月発売の「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」はPV見るだけでも脱出心をくすぐる奴なので、是非買わせていただきます!(パンチラインとは書かない私)

最後になりましたが、イベント時間管理のためのクローズドページに投げたものの転載です。 打越作品への思いの丈をぶつけてます。 単なるめんどくさい老害ゲーマーな奴なので、これ以後は別に読まなくていいです!

 

---------- みなさんは数多ある脱出イベントの1つとして参加しているかもしれませんが、私の意気込みは違います。 だって、あの打越鋼太郎の世界を実体験できるんですよ!!!? 打越鋼太郎さんが脱出ゲーム、しかもループ物を企画・監修するというのがADVゲーマー、特に私にとってどれだけの意味を持つのか、そして打越さんがどれだけ今回の企画に適したシナリオライターであるのかを事前にご理解いただくために、私と打越シナリオとの歩みをまとめました。 え、誰も望んでない? 私が書きたかっただけですが何か? 熱意が迸った結果キモチワルイ上に無駄な長さ(3000文字)になったので、スルー推奨ですw

メモリーズオフ(1999・PSその他) 7作+αが続くシリーズの1作目。 普通のギャルゲーと言えばそれまでですが、2人の幼馴染が居て片方が事故死した状態から始まっている時点で推して知るべし。 なお、私はPSからXbox360に至るまでのシリーズ全作をプレイ済みです。はっはっは。 Never7 -the end of infinity-(2000年, PSその他) 正確言いだすときりがないので割愛しますが、infinityシリーズの1作目です。 Never7というタイトルは1週間を繰り返すループ構造から来ており、infinity――∞という原題(?)も含めて、打越さんのループものの原典と言える作品でしょう。 クローンや精神疾患含め、SF要素をはらみつつのミステリ構成は当時としても斬新でした。 なお、私が本作で一番印象深かったのは松岡由貴さんによる「お兄ちゃんのいない人は、お兄ちゃんっぽい人のことを、お兄ちゃんって呼んでもいいんだからぁ!」セリフです。至言ですね。 そうなると打越さん関係ないですが、同じくKID製作で松岡由貴さんが3役+αを演じきった「My Merry Maybe」についても触れる必要があるでしょう。 1作目の「My Merry May」に対する「My Merry Maybe」の在り方はNever7に対するEver17のそれに極めて酷似しており、当時のKIDオリジナル作品は珠玉かつ尖鋭的な作品が多かっ(ry

Ever17 -the out of infinity-(2002年, PS2その他) クローズドサークルな舞台のループ物なinfinityシリーズ 2作目。 PS2史上あるいはADVゲーム史上最高傑作とする人も多い作品です。 もちろん私にとっても同じであり、最後に控えるココシナリオの収束は何千時間に及ぶ自分のADVゲーム体験の中で最も震えた瞬間でした。(問題はそこに至るまでが冗長なダルさですが……) ってか、今気づいたけど当時近未来だったはずの2017年ってもう来年じゃないですか! 本作はミステリ読みとしてもSF読みとしてもただ事ではない感動を覚えるループ物ですから、脱出ゲーム勢にこそタイトルの"17"に含まれる意味を是非ご自分で体験していただきたいところです。 Ever17の記憶が無いまっさらな状態でEver17がプレイできるとか、お前ら羨ましすぎるぞ!!!! Remember11 -the age of infinity-(2004年, PS2) infinityシリーズ3作目。 前作を上回ろうとしてちょっと攻めすぎましたか。 現代が舞台ながら、量子テレポーテーションによる時空間転移を駆使したトンデモSFやっており、ちょっと私には飲み込みきれませんでした。 ラストの謎の振り撒き方は大好きなんですがねー。 なお写真は、PS2向けなのに何故かPC向けとして限定配布された体験版です。 配布初日に東奔西走して確保したものであり、Ever17に傾倒していた当時が思い出される逸品です。

EVE new generation(2006年, PS2) EVEシリーズの5作目。 1作目「EVE burst error」がPC98時代にも関わらずADV史に残る金字塔だったものの、続編がどんどんgdgd化していくのをせき止めようとしたリブート作品です。 主人公2人によるザッピング活用「マルチサイトシステム」を中心に、burst errorの魅力を継承しつつもうまく現代ナイズされており、いかにも打越さんという終盤と併せてなかなかの秀作でした。 もちろんシリーズ全作品をやっている私ですが、世間と同様に「burst errorの次に良い」という評価に落ち着いています。 https://www.flickr.com/photos/hageatama/244460267/

12RIVEN -the Ψcliminal of integral-(2008年, PS2・Win) infinityシリーズに続くintegralシリーズ 第1作……といいつつ2作目は永久に出ない気がします。 こちらも「そこそこ」止まりでしたねー。打越さんらしい怒涛の終盤は変わりないのですが、展開にもキャラクターにも魅力が欠けたというか…… 極限脱出 9時間9人9の扉(2009年, NDSニンテンドーDSということで、FlashゲームやiPhoneアプリでもあるようなオーソドックスな脱出ミニゲーム集です……が、もちろんシナリオが打越さんなのでそれだけで終わる訳はないのですが。 マルチエンディングなのにフラグ管理が鬼畜かつ脱出部分スキップ無しなの、難易度高いっつーか無理ゲー……。半年以上かけて10周はしたはずです。 それでも、それでも、ノナリーゲーム開催の真実に辿り着く価値はあるので是非。 なお、極限脱出999にはMy Merry Maybeシナリオライター長井千佳さんも参加しており(ry https://twitter.com/hageatama/status/8235042691

code_18(2011年, Xbox360PSP) 打越さんは無関係だけど、infinityシリーズ 第4作。ってか、どうやったらinfinityシリーズでKOTYの次点にまで上り詰められるんだよ。 死すべし。死すべし。 https://twitter.com/hageatama/status/400976493473304576

STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム(2013年, Xbox 360PS3PSVita) ファンディスク第3弾。 最後のオカリンシナリオを打越さんが担当。 しかし……買ってる、買ってるんだが遊んでない。 積みっぱなしです。 すまぬ、すまぬ…… シュタゲ0も発売日買いしたまま開封すらしてないし、ゲーマーとしてのアイデンティティが危うい。

と、このように打越シナリオは2作以外全て手を出している私です。 新本格ミステリ好きな私としては、ADVゲームだからこそ許される技巧的トリック・設定に魅了されて今に至ります。 打越シナリオって、家庭用向けだろうがプレイヤーに対して日和ったりせず、趣味に走りまくるんです。そんな打越さんの企画に身を委ねられる幸せ、多少は伝わったでしょうか?(ぉ