今日から始まった講談社のセールで「悲鳴伝」も半額ポイント還元対象になってて、微妙に情報の鮮度が落ちましたorz
セ、セールとか関係なしに昨夜から書き始めてたネタだったんだからね/// #モンハンが悪い
「悲鳴伝」、電子書籍化に期待出来ない感じだけど自炊はダルいまま積ん読と貸しててつらい。 pic.twitter.com/TeeOdUb7V9
— はげあたま@HR4到達 (@hageatama) June 14, 2014
ちょ、おい。誰か教えろよ。悲鳴伝、先週からKindleストアで並んでるんじゃねーか!(といいつつ、これは本棚を占拠させたい作品だよなぁ) / 悲鳴伝 (講談社ノベルス) 西尾維新 https://t.co/NtmcC8uGFR
— はげあたま@HR4到達 (@hageatama) December 3, 2015
この圧倒的存在感は本棚から消したくはないかなぁ。 pic.twitter.com/L2I1aBZ8Rr
— はげあたま@HR4到達 (@hageatama) December 4, 2015
西尾維新先生が初心に戻ってノリノリで書いている印象の「悲鳴伝」。
「西尾維新史上、最長巨編」を銘打つにふさわしい、普通の作家には許されないレベルのボリュームに、初期からのファンこそニンマリな傑作です。
んで、昨日Amazonからのオススメで気付いたのですが、「悲鳴伝」がKindleストアに並んでいるじゃないですか。 これって単に人気作家の電子化新刊ってだけじゃなく、結構重要な節目なのに誰も騒いでないぞ???と思い、これを書いております。
要するに、これって初の講談社ノベルス枠からの刊行になんですよね。
私は、講談社が「西尾維新作品」という金づる人気コンテンツを、戦略的に配信を制限していると思ってたんですよ。
それの極端な例が「電撃文庫CLUB」です。10月に開始した電撃の囲い込みプラットフォームですね。
それまで「ソードアート・オンライン」、「魔法科高校の劣等生」、「アクセル・ワールド」などの人気作の電子化を固辞してきた結果やってるのが会員登録ありのファンクラブ(笑)による「独占配信」ですよ。
完全に読者側の利便性を無視してねじ込めるコンテンツ力。BOOK☆WALKERによるジャンル全体の差し押さえ。さすがです、お兄様!!!!
一応、ギーク的人柱として数冊購入しましたが、繊細な私の心はあっさりと折れました。付き合いんわ……
「とある科学の超電磁砲」がB☆Wでしか配信してないのも根に持ってるからな!
……電撃dis始めたらキリがないので話を戻します。
西尾維新作品は今秋から、「忘却探偵」シリーズと、新レーベル「講談社タイガ」の新作分は電子化している……というか即配信で意識的に頑張ってはいます。 そうなると講談社ノベルス分を中心に牽引力のある作品は慎重に活かす機会を狙っているんだろうな、と。(西尾維新文庫……うっ、頭が!)
そして、ここまで引っ張ったからには通常流通とは切り離された特殊な配信 or キャンペーンやるのかなぁ、とも。
悲鳴伝きたし、活版印刷のニンギョウがニンギョウを電子書籍で読めたらおもしろくね?みたいな記事を書いている。 pic.twitter.com/hQaXScz8VO
— はげあたま@HR4到達 (@hageatama) December 4, 2015
そんな深読みも空しく、あまり話題にもならない形で、講談社ノベルス枠の「悲鳴伝」がそっとリリースされており、そりゃ悲鳴も上がりますわ(人類激減)
もしこれが講談社ノベルス解禁の第一歩なら「戯言」シリーズは当然として、あらゆる過去作品が電子化される可能性を考慮する必要があります。 和紙・活版印刷が売りな「ニンギョウがニンギョウ」を電子書籍で読むのとか頭悪くて昂ぶりますね!
というわけで、メフィストとファウストに染められて生きてきた一読者が、なんか衝動的に書いた、オチのない話でしたとさ。
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追記
電撃の話に戻りますけど、電子書籍と聞いて誰しもが期待した川上稔作品の電子化も期待できそうになってきました。
「境界線上のホライゾン」の次の時代となる「OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハト」 が先月末より配信されております。
はー、都市世界が手のひらに収まる日がくる……のか?
OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハトI<激突のヘクセンナハト> (電撃文庫)
- 作者: 川上稔
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追記の追記
本日発刊のヤングマガジン サード 2016にて、悲鳴伝のコミカライズが始まったみたいですね。
正直、表紙の空々空くん、想像以上に覇気がなくて、大丈夫か、これ?感あります。