個人でも無料で電子書籍を出版できるサービス『Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)』についての諸々を詰め込んだ、『KDPノ全テ』を刊行しました!
立ち位置的に「KDPに興味があるならまずこれを読んでみたらいいよ」、「KDPやってて、この内容把握してないのはモグリだよね」な必読の1冊を目指しています。
本書を読んで、KDP作家さんが1人でも生まれたり、手間が減ったり、より高品位な本を出してもらえれば、KDP本を読むオイラも巡り巡って幸せですねというつもりで書きました。
KDPに興味はある方、よく知らない方が読めばその深淵を覗けますし、実際にKDPやっている人でもためになると思います。KDPコワクナイヨ。
99円です。よろしくお願いします。
[tmkm-amazon]B00CLWPQ1I[/tmkm-amazon]
Kindleはスマートフォンでも読めます
最初に大事なことを書いておかなきゃいけませんね。
Kindleは何か特別な機器が必要と思われている方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。スマートフォンやタブレット端末があれば問題なく読めます!
から、Kindleアプリをダウンロードしてきて、ご自分のAmazonアカウントで認証するだけです。もしAmazonのアカウントを持っていない方はこちらから登録して下さい。
……ガラケーの人は、Kindle Paperwhiteでも買ってくださいm( )m
どうせなので思いの丈をぶっちゃけます
KDP国内参入から半年。
雨後の竹の子のようにKDPの出版ノウハウ本は増え続けていて、既存のKDP作家さんなら「まだ出す奴いるのか」と思うかもしれません。けれども、たくさん出ているにも関わらず、ほとんどが以下の5つ、ないし複合技な本ばかりです。
- 自社サイト・サービス誘導目的の情報商材系
- それで自分が儲けてみせてよ、な売れる!系
- 限定的な環境下での手順解説系
- 知識が大きく間違っている系
- 私はこうやって出版しました系(ただし知識不足)
これではKDPやろうとする人全体が地雷原へ全力で突入しにいくのは避けられません。そんな現状を自力でなんとかしようとまとめたのが『KDPノ全テ』です。
自分で言うのもなんですが、今のところ一番詳しいKDPノウハウ本です。詳しいというのは手順説明が丁寧とは正反対の方向です。表面的な手順説明にページ割くくらいなら、もっと細かな注意点・バッドノウハウを詰め込むぞ!という方針の本です。
なんか、本を読んでもらうのではなく、どんだけ売るかのマーケティングゲームになりつつあるぞw よくないよくない。みんな、おもしろい本だから読んでね!
— はげあたま (@hageatama) December 26, 2012
さらにそれに加えて、現状のKindleストアがどんな状態で、どういう事をすれば「売れる」のかを、自分が1冊目『自炊ノ全テ』を3500冊以上売った際に狙っていったやりかたなども交えて余さず載せました。売り方に関しては反感も買いやすそうなので書かないという選択肢もありましたが、あえて充実させてます。
はっきり言ってアマチュアの児戯ですが、それが通用するほどに今のKindleストアはまだまだ黎明期です。この辺りの情報はほとんど表に出ていない……というか把握できている人の数が限られているので、電子書籍業界の現状という読み方をしてもおもしろいのではないでしょうか。
ちなみに儲けようとかそういう話じゃないです。無理無理。それなら、まめにブログ更新していた方がよっぽど利益は大きいです。
(KDP関係者の方へ。強気なこと書きましたが、情報がオーバーフロー気味で誤認多そうだったり、書き始めたのが実は2月ですでに間違っていそうな記述もあるので、何か気付いたらコソッと連絡お願いしますw)
[tmkm-amazon]B00CLWPQ1I[/tmkm-amazon]
自炊ノ全テが0円!!!
ついでに、1冊目である『自炊ノ全テ』を0円にしますよ~。5/2~6の5日間です。Kindle側の無料キャンペーン枠を使いきってみます。
『自炊ノ全テ』は、紙の本のデータ化――いわゆる「自炊」についてまとめた本です。自炊をやる人だけでなく、自炊って単語を聞いたことあるような……程度の人も意識して書いています。
たぶん4000冊近く売れてるはずなんですが、Kindleの集計機能がめんどくさくて数えていないので「3500冊以上」という表現になってる本です。
GW中の時間つぶしにでもどうぞ。
そして、気に入ったらでいいので『KDPノ全テ』の方もよろしくお願いします。
また、Twitterでも、ブクマでも、口コミでもいいので紹介リンク拡散も期待してます。(チラッ