今月頭のアップデートで、Xbox360でDivXやXvid形式が再生できるようになった。あんまり関係ないかなぁと思いきや、普通のテレビでもDVD1枚で1クールまるまる分垂れ流すことが出来るような環境は案外使えたりするわけだ。その上、先日買ったFONを1台、ファームウェアクラックでXbox360用のワイヤレスLANアダプタにしたので、居間から自室PCのHDD内のファイル呼び出せるようになったので、これはもう便利すぎて結構楽しめている。そこで、まあその辺の事を少し書くことにする。
再生実験開始早々、再生プラグイン入れるところで早速詰まった。プラグインを入れれば再生できるファイルを再生しようとすると、再生できない旨と共に"更新する"という項目が出るのでそれを選択したのだが、ダウンロード済みになっててそのままキャンセルするしかないのだ。そこでググると、"以前AACファイルを追加するプラグインを入れている場合はメディア形式の追加ファイルとしてひとまとめにされるため、もう一度ダウンロードをやり直すを選択無ければならない"らしい。死んだ方がいいよ、マジで。
そもそも、Xbox360単体では更新内容であるDivX形式に対応がわからない(じっくり探さなければわからないだけかも)上、その更新方法も複雑怪奇。ゲーム機として根本的におかしいだろ。何が家庭用だ。そんなんだから一般層へ裾野が広がらないんだよ!(注:一般層はDivXファイルの再生なんかしません)
で実際の再生するまでだけど、基本的には難しくないと思う・・・・・・が、Xボタンでファイルの検出デバイスを指定してやらなきゃならないのでまたそこで詰まるかも。まだこれでもネットワーク元を設定呼んでいちいち再接続しなくて良くなっただけ操作性は向上しているけど、やっぱり使いづらい。LANでの共有まで書き始めるとさらにめどくなるので、これは割愛。
ここまで頑張って一旦再生できてしまえば、かなり快適。日本語の文字化けなどもないし、操作性も上々。ただし、ここでも問題点は多数。
まず、無線LANでファイルを呼び出すと、再生時にカクカクすることが多い。ファイルのサイズにも寄るんだろうが、有線LANでも同じため、ネットワーク経由の再生は弱いようだ。Stage6で平均的な、配信用にちょっと画質を落としてある程度の映像が限界らしい。
ではUSBやDVD-Rからの呼び出しなら万能かというと、それはNO。ある程度画質を重視したファイルの場合、現実的にはDVD解像度以下じゃないと再生追いつきません。かといって、DVDエンコしてもブロックノイズでるような動き激しい場面になるとカクカクし始め、場合によっては再生できないファイル扱いされてメニューに戻っちゃう。
・・・・・・書いててかなりダメな気がしてきたな。実際、ダメだけど。
まあ、でもその辺の欠点を踏まえた上でファイルを用意することさえ出来れば、結構便利な機能ですよ。今後のバージョンアップに期待と言うことで。