コンプガチャだけじゃない!? ガチャに潜む確率の罠という記事に感銘を受けました.
確率1%を100回引いても,必ずしも1度は当たるわけではなく,おおよそ36%の人は1度も当たらない計算になります.一般化すると,
確率 1/n のガチャを n 回引く確率いて 1 度も当たらない確率
が約36%に収束するからというお話です. 確率1%を100回辺りから,収束値に近くなって行き,ある意味当然ながら,収束値はあれになるわけです.詳しくは元記事お読みください.非常に美しい話だと思います.
さて,そこでブクマしたわけですが,はてブのブコメに
「ガチャ」と言いつつ、きちんとカプセルトイを模していないんだよね。
というのがありました.・・・・・・そういえば,この話覚えある. 検索してみると,レゲー界の現人神である遠藤雅伸さんが数年前に100分の1を100回やってみるという記事を書いてましたわ.
課題:RPGで、ある敵を倒したら稀にアイテムが手に入る。このアイテム、敵を100匹ほど倒したら少なくとも1回くらいは出て欲しいのだが、さてどのような設定にすればいいか?
答えは,
遠藤が勝手に名前を付けてる「抽選箱方式」という方法。 簡単に説明すると、それぞれの人専用に100本くじの入った箱を用意して、その中の1本が当たりという出現設定。
この文章には36という数字も出てきますし,当たり前のようにゲーム業界の人間が山ほどいるんだからこういうノウハウは持ってますよね.でも,ガチャゲーはそんなの知ってて敢えて無視してるんでしょうね.儲けが減りますもん.
こういうのが積み重なる度に,ソーシャルゲーへの不信感は高まる一方の今日この頃です.万が一「抽選箱方式だよ!」ってガチャゲーあったら教えてください.むしろ興味あるので課金してみたいです.
追記
あとで気付いたけど,そもそも確率を提示してないんだから1%もクソも無いな.そうなると実装も引いた量の管理めんどくさいから意味の無い抽選箱とかありえないか.
↓ なんかそのことについて詳しく書いてあるそうなので,読みたい方はどうぞ.オイラは今ポチりました.