はじめてのWindowsPhoneあぷりかいはつ

冷静になったらここ24時間で論文が1文字も進んでない事実に心が折れそうなはげあたまさんです、こんばんわ。

さて、その間何をやってたかといいますと、WindowsPhoneの開発環境を整えてました。その労力の大半はWindows7導入なんですが、そんな疲れは吹き飛びました。実機転送キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

WindowsPhoneアプリ 実機転送

では、まだ報告は少ないでしょうから、WindowsPhone向けアプリ開発者の入り口に立つまでの自分の道のりを書いておきます。この記事で、誰か一人でも血の涙を流す事がなくなりますように。

前提条件

  1. 開発自体は無料ですが、実機転送やマーケットプレイスへの登録が出来るApp Hub加入に年間9800円。
  2. SDKはVS2010ベース
  3. Windows Vista以上じゃないとSDKの導入不可

自分の場合のコスト

自分の場合、学生なのでDreamSparkによりApp Hubも無料でした。やーすば! さらに大学購入のライセンスも余っていたのでWindows7へのアップグレードもタダだったんですが、Vista経由じゃないと無理で、いろいろ紆余曲折あって7時間を費やしました。

もう一つの壁が、なんとグラボ。エミュレータXNAなどを動かす際にWDDM1.1対応じゃないと無理らしく、5年前のファンレスではデバッグで涙目になることが判明。この度新調しました。くそ、ここまで0円で来てたのに・・・・・・。Silverlightしか興味がないなら乗り越えられるかもしれませんが。

はじめてのWindowsPhoneアプリ開発

最低限VisualStudioでの開発を知っているという場合、伊勢さんのはてなフォトライフビューワー作成講座をオススメします。最初、公式のトレーニング見てたんですが、全然ピンと来なかったので他の開発勢に聞いたら、これを教えてもらい、やっと雰囲気を掴めました。上の写真のようなのを作れます。

まだ一時間くらいしか触ってませんが、携帯端末的な処理は置いておくとして、従来の開発と一番勝手が違うのはBlend周りですね、やっぱ。VSからは独立したGUIのデザインソフトであるBlendってソフトでhoge.xamlというUIの定義ファイルを先に作成し、hoge.xaml.csという処理部分のコードをVSで書くというスタイルになるわけです。このとき、値渡しはクエリ文字列でhoge.xaml?foo=barのようにして反映することになります。昨夜のうちに聞いてはいましたが、まさかここまでWebプログラマ状態だとは思ってもいませんでした。富豪的発想、ここに極まってます。

しかし、これにより当初抱いていた"今後のOSの発展でMetroデザインから他のデザインへ変化するの無理じゃね?"という疑問は霧散しました。XMLXSLTみたいな関係なので、デザインの変更でプログラム全体をいじる必要はないわけです。うーん、でもやっぱり慣れない(笑)

実機転送

これに関してはZuneに同期できるとこまで進んでれば何も引っかかることなく進めました。USBに繋いで、デバッグ先をエミュから実機へ切り替えて、あとはいつも通りF5。簡単すぎてビビります。ちなみにSDK導入時も、時間そのものは結構かかったけど、最初のOK数回のあとは放置しているだけで超スムーズに環境構築できました。EclipseでJ2ME弄る時に泣きそうになってたあの頃はなんだったんだろうか?

また開発機のロックさえ外れていれば、XAP形式という特殊な実行形式を転送して遊べるようです。これに関しては後日試します。

あー、今のところ作りたいもののイメージはあるんですが、そんなの作っていられないほど破滅的に忙しいので、博士号取るまで何も動けない気がしてきました(´・ω・`)ショボーン