みずほ銀行システム統合本、想像とは違った方向性のホラーでした

 

昨日のプライムデーネタで貼ったホラー小説を早速読んだわけですよ。誰もが知る、 IT業界のサグラダファミリアこと、みずほ銀行のシステム統合の本です。延期に延期を重ねて4000億円以上の費用がかかった、大失敗の大規模事業と向き合うための本と思うじゃない???

 

みずほ銀行統合当時から10年以上にわたってシステム面でやらかしまくった結果、3度目の正直である今回は過去の反省をしっかり活かして最初から体制を整えて臨んだから4000億円で済んだって感じの構成になってて、怖すぎて悲鳴あげちゃった😱

読んでると確かに、計画段階からはさほど出費増えてないし、1兆円を大幅に割って安定してる時点で大勝利だなって思えてくる不思議。ただ、内容的に日経BPから出たみずほ銀行のシステム障害本の内容を無理矢理くっつけたのでは?感がないわけでもない。確認してませんが。