神奈川の地で真の博多ラーメンを求めて……

関東に移り住んでもう7年ですが,いまだに血液にとんこつスープが流れている私にとって,食べたいときに納得出来る博多とんこつラーメンを食べにいける事は,日常生活を送る上で重要な要素です。

しかし,関東の人が喜ぶとんこつラーメンと,博多っ子の舌が求めるとんこつラーメンに大きな壁が立ちはだかっていてネットの評価も当てにならないため,自分の舌で確認しにいくしかありません。

 

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そんな私は春から湘南界隈に引っ越したのですが,そこで最初に見つけた納得出来るラーメン屋さんが,食べに行った翌月にはコロナ禍で閉店したというね……

 

そこから数ヶ月,いろんなとんこつラーメンの店に足を運んでは,納得いかずに店を出る日々が続きました。そしてとうとう,納得の味に遭遇した,という話です。

 

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その名は「博多糟屋らーめん あかつき」さん。

名前がおかしいんですよ,まず。「糟屋」って地名,確かに福岡市に隣接してるんですが,山側の郡なので,福岡市民でもいったことある人は少ないんじゃないかって地域です。(糟屋郡粕屋町界隈の人,すいません……。私は地元が福岡市東区で,ばーさんの親族はそっち側なのでよく足を運んでました)

 

そんな地名を遠く神奈川の地でわざわざ冠する辺り,よっぽど縁があるか,何もわかってないかの2択じゃないですか。謳っている「糟屋ラーメン」という概念も,ついぞ聞いたことなかったですし。(ググってもほとんど出てきませんでした)

糟屋郡の個人的な印象としては,近年の凝ったラーメンとは異なる,良くも悪くも昔ながらが嬉しいラーメン屋さんが多かったんですが。

 

結果として,勝利しました!!!

かなり臭みを抑えてあってお上品ではありますが,これは求めていた方のとんこつラーメンです。よっし,近いとは言えないけど,禁断症状出たらここにくればいいってわかるだけで助かります。

 

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店内に,粕屋町のラーメン屋さんから寄贈された,山笠かなんかの絵があったので,そこでのれん分けでもされた味なんでしょうか。蘊蓄とかには全く興味ないので,求める味が食べられたってだけで満足なんですけどね。

 

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さて,こうなると純正の長浜ラーメンが食べたくなるわけですが,物件探しの最中に見つけたここがすごく気になっています。写真見る限り,真の当たりっぽいんですが,さーてどうなるか。湘南からは離れているものの,電車で行きやすいので,まあ何とかなるでしょ。