クラブの規制に闇雲に反対するより,妥協点見出した方がいんじゃね?という話

立ち位置とか

友達に年1~2回くらいフライヤー渡されて週末に遊びに行ったりするので,全く触れずに生きてきたわけじゃないけど,能動的に行ったりはしないかなぁって程度です.クラブカルチャーに偏見とかあるつもりはないのですが,そんなに知識も無いので,一般人寄りの視点で書いてみます.

先にベースとなる疑問というか,感じていたことを書いてみると,

クラブが健全とかありえなくね?
なのに,「世間は俺たちを理解しねぇ」的意見ばかりが散見されて,それで「法律が間違っている!」って叫んで,改正だけ求めるのは義務を果たさずに権利ばかり主張してるように見える

って事です.

もにょもにょしてるところ

自分の中では,伊集院さんのラジオで石野卓球さんと飲んだって言ってた直後に地元で摘発が入った辺りで興味持って,クラブに全く興味がない人と風営法について会話してみた。 - Togetterブコメにもにょったところから始まります.

『よくわからんからって規制したらたまらない』って意見が見られるんですけど,今回の件はそういうことではないと思うんですよ.

さすがにドラッグなどの犯罪的な一面についてはよくわかりませんが,それ以前に『夜中に大人数で酒飲みながら大騒ぎ』というのはそれだけで外部から否定的に見られるのは当然だと思います.この感覚が間違っているなら,風営法で0時以降にアルコールが規制される必要はありません.

んで,それを規制する枠組みが遅れていて単に『ダンス』って切り分けになってるだけで,むしろ,風営法にクラブに該当する区分が作られて,明確に規制食らってもおかしいことだとは思いません.

そんな弱みをいくつも内包しているのを直視せずに,『法律がおかしい』,『改正しろ』とだけ言ってるようでは,世間の理解は得られないと思うわけです.

また直視した『そうは言うけど健全なのはクラブカルチャーじゃないし』という意見もよく見かけましたけど,だから健全化を目指す法律とどう折り合いを付けようとか,着地点を見いだそうって議論にまで発展してるのを見かけませんでした.(これは観測範囲の問題だけかも)

既存記事とか

そんな状況で迎えた今朝方,@ymrlの『ダンス合法化運動とかクラブカルチャーについて』という記事を読みました.綺麗事並べ立ててもクラブカルチャーなんて元々が不健全なものだし,だからこそ公権も納得するような着地点を目指そう(意訳)って書いてあったので

いろいろと追ってみた中で一番しっくりくる意見だった

ってブコメを付けました.着地点の内容はともかく,建設的な方向性だと思ったからです.

もう一つ,クラブに全く興味の無い私が風営法について考えてみたよって記事も今読んだのですが,微妙に言ってることは違いますけど,方向性としては同じですね.

 

規制なんて緩和するより締め付ける方が簡単なんですから,もう少しどうして規制される側に回っているのか,どの辺を落としどころとするかを考えた方がいいんじゃないかと思うんですけどどうでしょうかね?