とうとう例の5000円USB地デジチューナーで天元突破

本日,仮眠2時間程度で40時間連続稼働にてなんとか修論発表終わりまして,ようやくDY-UD200の解析にでも移ろうかなぁとスレ覗いたら・・・・・・ts抜きされとる.負けたorz しかも,また1命令書き換えで済んでますよ,奥さん.

詳しく知りたい人は現行スレDY-UD200まとめWiki(現時点ではまだ更新されてないけど)で勝手にどうぞ.

今ざっと見た感じだと,単に暗号化時のDLL呼び出しを潰してるだけですね.一番最初に自分がHDCP回避した時から何も変わらず,処理をすっ飛ばすだけでプロテクト周りがスルーされるザル実装のままでした.これというのも,開発元が韓国で,元々は自国向けのフルセグチューナーを日本のクソな暗号化仕様に対処すべく,ソフトウェアレベルで外部DLLにて対応してるだけっぽいんですわ.んで,録画処理的には受信→デコード→自前暗号化→保存という過程で録画してるので,自前暗号化する部分飛ばしちゃえばそのままいけるよねという素敵仕様.

そんなわけで,一つの技術的目標は達成されたから一気に売れるかもしれませんが,自分程度の日曜プログラマレベルが触るのにちょうどいいオモチャでしかなく,実際ts抜いて録画出来るからって録画用途に使えるかというと微妙な機器ですよ.未だにノイズの問題は完全解決してないし,安定してないし,何よりも現状では地デジ見ながらでしか録画出来ないので,「それならその場で見たいシーンしか録画しないから,独自録画形式の方が再生負荷低くてそっちのがいいよ」という意見も出てる始末.それには俺も同意.

結論としては,5000円で買える地デジチューナーで,おまけ程度にごにょごにょ出来るっぽいねという気持ちで買うのが吉だと思います.