福岡最強の異空間『不思議博物館』に行ってきたよ!

福岡アジア美術館というのがあるんですが,そこで3年に一度やってる現代美術の祭典トリエンナーレの2005年度分にて,メイン展示としてブースが作られていたのが,不思議博物館との出会いでした.あれから5年,研究室の新入り歓迎イベントとして,とうとう不思議博物館の本拠地に乗り込んで参りました! しかし,場所が福岡の山の中で,2時間に1本のバスを使って最寄りのバス停から徒歩30分という好立地で,公式サイトにも「日本で最も行く事が困難なメイドカフェ」とか書いてあります.しかも,毎週日曜の12~18時のみ開館.まあ,博物館なんでメイド喫茶じゃないんですが,詳しくは続きを読んでください.

奥に見えるのが不思議博物館です

バスを降りて山の方向へ歩くこと30分ほどで急カーブの先に見えてくるプレハブ小屋が不思議博物館でございます! 前情報無しで行ってる人達は,(゚Д゚)ハァ?って顔してましたが,これ以上でもこれ以下でもありません.

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中はこんな感じでして,そんなに広くはない空間にみっちりとアレな感じの美術品がたっぷり並んでいて,他では味わえないような異次元空間になっております.

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特に,キング・オブ・クソゲーデスクリムゾンを巨大コントローラでやれるスペースはたまりません!

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博物館内には,不思議博物館のマスコットである不思議子ちゃんが持てなしてくれる喫茶スペースがありまして,いろんなメニューが食べられます.不思議子ちゃんは決してメイドなんかじゃありませんが,事実上のメイド喫茶です.これは,1日2つ限定の巨大くまむしケーキ(1600円)です.クマムシっていうのは,超低温・高温・放射線環境下でも生きていけることで有名が微生物なのですが,背後に実物の1兆倍のクマムシ模型が存在している環境で食べる巨大くまむしケーキはなかなかオツなものでした.実際,チョコとスポンジケーキとアイスなので,問題無くおいしいです,はい.

そんなわけで,不思議博物館堪能してきました.サブカル版秘宝館と思ってもらえばわかりやすいんじゃないでしょうか.芸術というくくりではあるものの,館長は立派なオタクでしたし,非現実感の伴った面白空間が見事に構築されてました.立地が酷いのも含めて,丸一日潰せるいい歓迎イベントになったと思います.……主に喜んでいたのはM1以上だった気はしますが(笑) 個人的に一番の驚きは,あんなわけのわからない所でわけのわからない存在の不思議子ちゃんが,普通にかわいかった事ですね.とってもいい事だと思います.

不思議博物館に興味がわいた人は各種コンテンツが揃った公式サイトをごらんになってくださいませませ.そして,是非是非口コミなり,ブログに書くなりで存在を広めていってください.公式サイト見てもらえばわかるように,そういうのは大歓迎だそうです.