いい感じの自作Tシャツを作ろう 2017夏ver.

カッティング式のアイロンプリントシートで非常にいい感じの自作Tシャツが完成したので、共有しておきますね。 背景説明としては上の表でほぼ終了って感じです。別段、目新しい事をしたわけではないので、自分の中で一つの解決を見たってだけです、はい。

では、手順の備忘録も、一応。

手順①：資材をポチる

以下の2つ。前者は何でも良いかと。今回買ったのはめちゃくちゃしっかりしている反面、蒸し暑いレベルで分厚い気も。 後者はこれの光沢無し白シート推奨。"A4サイズ程度"とあるように、業務用のを武骨に切り売りして送ってくれるっぽくて萌えます。

(ユナイテッドアスレ)UnitedAthle 6.2オンス プレミアム Tシャツ 594201 [メンズ] 085 ロイヤルブルー L

アイロンプリントシート　熱転写ラバーシート　Ａ4サイズ程度 (19：マットホワイト)

手順②：デザインを起こす

イラレでガーッとデザイン起こして、左右反転し、ネットプリントで型紙(？)に起こしました。 切り抜いたらはっきり2値化されるので、絵自身は手書きでもいいと思います。 細かいと切り抜くのが大変ですし、尖ったところが多いとそこから剥がれていきやすそうというのだけ考えつつ、頑張る。

手順③：アイロンシートに型紙をセット

型紙ごと切り抜くので、切抜き作業の後半ではどんどん浮いてきます。 どこの御家庭にもある養生テープで360度グルリと固定した方がいいかと。 四隅では不十分でした。
あと、アイロンシートには裏表がある上、切り抜くと反転するので、くれぐれも間違えないように付属の取説をよく読む事。

手順④：切り抜く

クライマックス。

ポイントとしては、剥がれる起点となるような角部の処理をうまくする事と、ミスしないことです。 とりあえず、肩口とかの小さなワンポイントマークで練習するといいんじゃないでしょうか。

当初……というより、カトリーヌをまるまる切り抜くまで気付いてなかったんですが、白いシートの外にさらに保護の透明アクリルシートが重なってるんですね。 アクリルシートをうまく残す事で、切り抜いたパーツがバラバラにならないって仕組みでした。 とはいえ、オルファのカッターだと力加減が難しく、結局アクリルシートごと切り抜いてた気も……

「はげあたま」の文字もバラバラで作ってしまいましたが、「げ」の濁点とかはシートごと切り離すと死んでいたでしょう。

手順⑤：アイロンで貼り付ける

特に難しい事はありませんでした。ズレないように貼るだけです。
一旦仮止めした後にアクリルシートを剥がしますが、その際に冷えてないと浮きかねないので、そこだけが注意でしょうか。

おわりに

ちょっと特殊な切り絵みたいなもんですから、作業的には小学生の夏休み工作レベルですね。 よく見ると粗が目立つものの、パッと見はなかなかのクオリティですし、何よりも耐久性が下手な市販品より高そうです。現時点で3回洗濯しましたが、何の変化の見られません。

デザイン面でも、個人利用の範疇で使わせていただいていたANOSのカトリーヌが秀逸なシンプルデザインな上、@hell_destroyの「丸ゴではげあたまって入れれば絶対にかわいい」というアドバイスにより、単色ながら主張の強いものに仕上がったと満足してます。

そんなわけで、(たぶん日常生活では着ないけど)街中で「はげあたま」Tシャツを着た好青年を見掛けたら、そっと目を逸らしてくれよな！