MacOS Xダメすぎですよね,という話(少なくとも自分にとっては)

もう,OS Xが正式なんですっけ?

とにかく,これとそのブコメ読んでて,自分もそろそろMacOS Xに関して明言しておこうかなと思ったわけです.別に突然目が覚めたとかではなく,ずっと言ってる事ですけど,ブログに書いた記憶が無かったもんで.(笑)

iPadは好きですし,ハードウェアとしてのMacは萌える部分も多いんですが,OSはダメすぎだろと小一時間・・・・・・というお話です.

 

OSとしての進歩が無い

PantherからLeopardになったぐらいの世代では,CPUのIntel化の時期でもあったせいか,ゴミが実用レベルに進歩した感じがあったのですが,それ以降のバージョンアップでOSとして革命的に進歩したなと感じる部分が,操作体系がマルチタッチジェスチャベースになったところしかありません.

まあ,マルチタッチジェスチャは神だと思いますけど,それ以外ってマイナーバージョンアップの積み重ねで,OSが完全に世代交代した感じがなくズルズルときてますよね.(だから11にはなってないのかもしれないけど)

あ,あともう一つ革新的な変化があった.ウィンドウがどの方向からでもサイズ変えられるようになったところ!!!!(白目)

 

メモリの馬鹿食い

上の続きなんですけど,むしろOS退化しすぎだろと小一時間.

LeopardからSnow Leopardになって,メモリの馬鹿食いによる処理速度の低下の方が顕著で,できる限りLeopardで粘ったりしてました.

んでLionでは,まめに⌘+Qしてるのに起動してるだけで8GBでも悲鳴あげてたんですが,Moutain Lionはもはや8GBじゃお話にならないという話がチラホラ.馬鹿なの?死ぬの?

ここで「SSDにすればスワップが早くなるから問題ないよ」とか言う奴は,理想を抱いて溺死しろ.せっかくGB単位の潤沢なキャッシュあるのに,無駄にインアクティブなメモリ領域を開放できずに貯め込んだ挙げ句,スワップファイルで動いてる時点でソフトウェアとして欠陥だろ.

 

Macでしかやれない事が無い割に,Macじゃ出来ない事が多すぎる

ちょっと触る分に気持ちいいのはOS Xだと思うんですが,その部分は昇華されてiOSに吸われてしまってます.

では,OS Xを積極的に使うに足るアドバンテージを考えてみると,自分の場合,

  1. マルチタッチジェスチャ関係
  2. Automatorが使える子
  3. Spotlightは便利
  4. RemoteによるiTunes操作
  5. iTunesのカバーアートスクリーンセーバーはちょっと好き

すごい.思った以上に,OS Xを使う理由がない.iPhoneアプリ開発みたいな十字架を無理矢理背負わされてるわけでもないので,今日使えなくなっても支障は無さそうです.

あ,あとWP7やVitaなどのコンテンツ管理ソフトが,Windows版がアホなほど重いGUI搭載で,結果的に手抜き仕様なMac版の方が管理しやすいんですけど,それも不毛な話な訳で・・・・・・.

一方,Windows7でしか出来ない事はたくさんあります.たとえば自分の場合,自炊やエンコなどのデータ作成でMacが使い物になった試しがありません.プログラミングも自分はVS組ですしね.研究周りでも,Macでは出来ない事ばかりです.鯖との連携も,MacだとSmbでの接続確保すら茨の道になります.

そして何より,OS Xと違って,Windows7は正当に使えるOSへと進化しているんですもん.

ここで「MacParallels使えばいいじゃない」とか言う奴は(ry

 

結論

うちの環境は普段使い Mac mini,録画機兼サブ機 Win7,鯖機 Debianだったんですが,最近導入したThinkpadにより普段使いおよびサブ機要素がまとめてこなせている結果,Mac miniは完全に高価なジュークボックスと化してます.

うーん,ひとまずOS Xの間はMacの使用はやめよ.Mac miniDebian仕込もうかな.