鍵のかかった部屋 #3が将棋のお話だった

ネタバレありです.

もう少し早く気付けば良かったんですが,貴志祐介の密室物がドラマ化されてて,今日は将棋がテーマでした.そもそも,硝子のハンマーから続く防犯探偵 榎本シリーズが月9になってるとか丸一ヶ月も気付いていない時点で,テレビドラマへのアンテナが消えすぎだろ,オレ.

元々,貴志祐介先生は将棋がお好きで,昨年はダークゾーンという作品で将棋ペンクラブ大賞の特別賞を受賞したりしています.(これも読み返してみると世界観同じでした) そして,御本人もドラマ中に竜王役として出ているという気合いの入れよう.

内容も,テレビドラマ向けに落とし込んだ割にはがんばっていたんじゃないでしょうか.監修の大平五段,お疲れ様でした.

しかし,三段リーグの最終盤で実在の激指11でカンニングってのだけは微妙すぎだろ…….他は全部存在しない物でやってるのに,なんでそこだけ本物なの? そもそも,激指はマイナビの毎日から出てるのにいいの?(笑)

ちょうど,『狐火の家』に将棋の話があるという話を周りがしていて,シリーズ第1作の『硝子のハンマー』から読み直してやろうとスキャンした直後だったけど,このドラマが話題の発端だったんですかね.