XBOX360ネタが続いているので、以前からまとめようと思っていたことを勢いでまとめてみる。
事の起こりは、海外のこの記事から。リンク先を要約すると、
一般にFPS/TPSばかりだと思われているXBOX360のソフトだが、XBLAを除いたパッケージタイトルを調べてみると、FPS/TPSが占める割合は僅か17%である
との事だ。しかし一方、持っている人間でさえ殺伐としたゲームが多いと感じるのも事実である。
そこでまず最初の調査は、既存ソフトの各ジャンルの割合を円グラフにした。ジャンルの種類・分け方は、mk2のを数えさせてもらった。一部抽象的なジャンルが多い以上、PS2などでも実績のあるmk2のXbox360に任せるのが最良と判断した。以下に計測結果の円グラフを示す。
確かにFPS/TPSの割合は17%であった。海外とのラインナップは多少違うだろうが、前述したデータは概ね日本でも通じるようである。しかし、FPS/TPSだけが問題なのだろうか?と考え、銃の乱射や血飛沫の表現が無いとゲームが成立しないようなソフト、比較的広い年代に渡り楽しめそうなソフト、それ以外の3つに分けて円グラフにした。この際、人を攻撃したときに"殺す"というよりは"倒す"という表現がイメージに合うソフトはそれ以外に含めた。(例:三國無双シリーズ) 以下に計測結果の円グラフを示す。
こちらのデータ振り分けは自分の主観によるものなので正確性に欠ける部分もあるが、おおむね3本に1本は血飛沫が飛び散るようなゲームだという結果になった。これが多いかというのは考え方に依るだろうが、決して少ないとは言い難い。そこで、この考え方をさらに実状へ近づけるため、各ソフト毎の販売本数で重み付けしたデータをまとめようと思ったが、国内の販売実績がまとまったデータが見つからなかったので、今後の宿題とする。