MHP Tunnelを少しでも安定させようじゃないか

MHPTunnel導入で詰まったところとかポイントとか覚え書きって記事を書きましたが、追加で安定性向上のための努力を書いておきます。@swirhenがめんどいとオイラに振った分なので不足があるかもしれませんが、とりあえず頑張って書きます。今回に関しては繋がって以降のお話がメインなので、それを踏まえた上で読んでください。

無線LANアダプタの2本刺しは極力控える

ネット→無線→PC→無線→PSPはさまざまな原因を内包してしまいますから、極力ネットとは有線で繋ぎましょう。Tunnelの設定失敗やブルースクリーンを自ら招いているようなもんです。

無線LANアダプタの方向を考える

TCP/IPな上、ゲーム自身の通信量がかなりのものなので、電波状態が不安定だとラグや切断が発生してしまいます。

そこで、USB形式の無線LANアダプタはPCの背面に直刺しするのではなく、延長ケーブルで角度や位置を調節してやった方がいい働きをしてくれます。単に近ければいいというものでもないので、自分が実際にプレイするPSPの位置で電波状態が常時感度が良好な事を確認してください。

通信にちょっかいかけそうな機能は切る

ファイヤーウォールとか、ウィルス対策ソフトは停止するか、極力停止に近い状態に追い込んでください。元々、PC側から見たら怪しげな通信しますから、セキュリティ系がほっといてくれない可能性があります。

無線LANアダプタのユーティリティを殺す

ユーティリティソフトを立ち上げていない状態でも、無線LANの状態に合わせてふとした拍子に勝手に立ち上がってくれるそうです。その結果、いろいろ干渉して回線が不安定になったり、ブルースクリーンでOSごと落ちたりという自体を引き起こすわけです。まあそんなわけで、kaiから完全にTunnelへ環境移行済ませる場合は、ざっくりユーティリティソフト自体をアンインストールして、ドライバだけにしましょう。

たぶん一番多いであろうGW-US54GXSの場合は"C:/program files/bRoad Lanner Wave/GW-US54GXS/InsDrvTemp_USB"内にドライバ用のファイルが入っているので、そのフォルダを他の位置にコピーしておいて、ユーティリティごと一度アンインストールします。そして、その状態で"コントロールパネル"の"ハードウェアの追加"からさっきのフォルダを呼び出して、直接ドライバをインストールしてください。一度もユーティリティ入れたこと無い場合でも、最新ドライバはインストーラ形式でファイルを取り出しにくいので、一旦ユーティリティごとインストールしてから上記の手順を踏んでください。

無線LANに流れるパケットを、出来るだけTCP/IPに専念させてあげる

"ワイヤレス ネットワーク接続の状態"→"ワイヤレス ネットワーク接続のプロパティ"を開いて、MHPTunnelで使う"インターネットプロトコル(TCP/IP)"以外のチェックを全部外してください。さらに、"インターネットプロトコル(TCP/IP)"を選んだ状態で"インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ"→"TCP/IP詳細設定"を呼び出し、"WINS"タブの"NetBIOS設定"を"NetBIOS over TCP/IPを無効にする"を選んでOKしてください。

いくつもポイントはありますが、総じて"安定してMHPTunnelのみに通信をさせてあげる"の一点です。これだけやっても環境的に安定しない人もいるでしょうが、そのときは無線という仕様の限界だと絶望してください。