液晶の大画面化技術が進み「60インチの大画面」にも手が届くようになったが,敢えて苦言を呈したい。大きな画面ってその程度のことじゃないだろ,と。
こうも強気に出られる理由はただ一つ。プロジェクターを購入して,自室に150インチホームシアター環境を満喫しているからです。(自慢)
まずはこちらの写真をご覧ください。 え、よくわからないって?
写真下部のちっこいのが、9.7インチのiPadさんでございます。 iPhoneではございません。
いやー,このサイズになると映像から受ける情報そのものが本質的に変化しますって。みんなが遊んでいる重鉄騎と、俺が遊んでいる重鉄騎は意味が異なるクソゲーなのですよ。みんなが悶えているましろ色シンフォニー(今期の覇権アニメ)と、俺が悶えているましろ色シンフォニー(今期の覇権アニメ)は破壊力が違うのですよ。
以前、ASCIIの70インチテレビレビューで灼眼のシャナを観ながら
「ちょっ(嬉)、近いよ、近い(恥)」
と喜ぶキモチワルイ製品レビューが載っていたが、今ならよくわかります。だって、そのさらに4倍強の面積にてアルカ@HUNTER×HUNTERが笑顔を向けてきてるんだもの。(恥)
OK、認めよう。その代償は決して小さくはないですわ。
せっかく東以外の3方向が開いた開放感ある物件なのに、雨戸と段ボールで光漏れしないように封鎖しており、完全に不審者です。 そもそもそのためだけに13.5畳の居室にしてますけど、投影条件上実質6畳くらいで生活してますし、無駄に広くてクーラーの効きも悪いです。
当然1DKで無駄に広い物件なんざ簡単に借りられるわけもなく、超絶辺鄙で一人暮らしには大きく支障が出ています。
それでも、それでも、まったく後悔はないほどの楽園ですよ、この環境。(こうして人は引きこもっていく……)
BDなんて一般家庭にはオーバースペックな映像ソースが気軽に手に入るようになったご時世なんですから、今こそプロジェクターでしょう。そもそも、地デジからして十分に画質はいいので、MX以外はそんなに不満ありませんしね。(むしろBDでも5.1chサラウンドじゃない方がイラッときます。)
先達としてのアドバイスをすると「レンズシフト無いモデルはコスパいいかもしんないけど、設置可能位置が上下方向に30cm程度しかなくて本当に大変だぞ!」
とにもかくにも、大画面は正義だ。画質なんてどうでもいい。あんまりデカすぎても……とか言ってるのは知らないだけだ。人は慣れる。その時の没入感はまさに現実だ。 そしてヨドバシのTVコーナーが全部小さく見えるようになるw
さて、今晩は孤独のグルメ 博多出張SPか。 飯テロ大画面、腹減るわー。