波打ち際のむろみさんが博多っ子も納得の素晴らしか神アニメやったとよ~♪

『波打ち際のむろみさん』のアニメ。
まるっきし期待しとらんかったばってんが、わからん人がおるっちゃないか心配なほどん博多弁ば、15分間ノンストップで畳みかけとるゆかりんにはたまがったばい。こげなアニメが企画通るっちゃね~。

 

……しゃべるだけならいいんですけど、方言を文字にしようとすると翻訳作業が入ってめんどいので早めに諦めます(笑)

 

重要なのは、正しく博多弁だということです。

外の人にはわからないでしょうけど、九州弁なんて括りはもってのほかで、福岡県の中でも大きく分けて北九州と博多、筑後ではベースのイントネーションレベルから異なります。たとえば、リンク先の地図で神戸と大阪、京都間ではイントネーションは同じ色ですから、想像以上に違うはずです。(こっちにその差はわかりませんが)
つまり、福岡市内の人間である田村ゆかり野中藍という布陣は、正しく博多弁をしゃべるために必須のキャスティングなのです。

さらに、福岡市内ではほとんどの人が「本人は標準語を話しているつもりだけど端々に訛りが残る」レベルの博多弁で生活しているため、むろみさんレベルの訛りは通りもんのCMと山本華世ローカルタレント)くらいでしか聞かなかったりします。

アニメ的な観点だと、スケッチブックの麻生さんはネイティブために、どうしてもイントネーションに無理がありました。また、怪盗レーニャでは田中れいなが正しい博多弁を披露はできていましたが、本職ではないため演技力という面で限界が見えました。

そういう意味で、ご当地なのに博多弁キャラの魅力に目覚めるという偉大な一歩だったのです。ただでさえ天使のゆかりんがバリバリの博多弁を活き活きと操ると、そのかわいさが倍増することに戦慄すら覚えましたよ。むろみさん、バリやばかー!!!!(強いて言えば、台本側に純正博多弁としては不満があるのですが……)

 

さーて、そうなると次は、ニセコイがアニメ化したときのマリー役が誰になるかですね。マリーに関してはかなり「九州弁」レベルの適当さなので誰でもいいと言えばいいんですが、やっぱり九州の人にはやってほしいですね。個人的には、サトリナさんのデレということで、是非!!!!!(気が早い)