福岡モーターショーに行ってきた

何やら今年からモーターショーが開かれると言うことで事前にチェックを入れていたら、自動車部員とバイク乗りの2人がそれに乗ってきた。さて、これで総勢6人という小所帯な研究室の半数が賛成したわけで、そのまま教授に"研究室として見学に行きましょう"と提案したらあっさりOK。まあ、OKしてくれる性格だとわかって聞いてるんですけどね。我々の研究室は自動車用などに使われる薄鋼板の破壊に特化したところだったりするうえ、タイヤの強化辺りもごにょごにょ研究しているので、"最終製品としての自動車の最新事情の視察"というのは大義名分としても完璧である。

いやー、えがったえがった。見る前は"完成品としての飾り物が並んでるだけだから、工業製品が好きな自分としては微妙かもなぁ"という危惧があったのですが、飾り物も度が過ぎたら芸術品だね。自動車ってのは、惜しみない資金で工業製品の粋を集めた存在であり、多少一般向けに見た目を弄ろうが、技術力の片鱗はいろんなところに見えてくるもんだな。しかしそんな見方をしていると、居住性を伸ばすようなコンセプトカーや、車を写す邪魔でしかないコンパニオンのねーちゃんに憤ることになった。(笑)

さてさて、来年以降に関しては中小企業ブースをもっと増やして欲しいなぁと思った。自動車生産が飛躍的に伸びている九州の地でせっかくモーターショーやるんなら、パーツ毎の技術力を広める機会を増やすといいだろう。主にオイラが喜ぶ。