今年中に発売されるであろうWindows8.
Windows8をざっくりとした知識でしか知らないオイラですが,その中心となっているMetroUIが狂ってるんですよ.(ある意味褒め言葉)
なにが狂ってるって,『ぼくのかんがえたあたらしいUI』が,何故かそのままWindowsとして実装されちゃってるんですもん.
WindowsPhoneやXbox360の時点だとまだスタンドアローンの組み込み系としてはまだ理解できますが,なんだかんだで未だ最大シェアのWindowsにてそれをやっちゃうのは無理があるだろ・・・・・・.
完全にVistaの道をたどってますが,思想そのものには共感できる夢と希望が詰まっているので(訳:現実的じゃない),日曜WindowsPhoneプログラマ視点でその辺をゆるく周知していこうと考えました.
XAMLがおかしい
<phone:PhoneApplicationPage
x:Class=“hoge.MainPage”
xmlns=http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation>
<Grid x:Name=“LayoutRoot” Background=“Transparent”>
UIパーツ置く領域
</Grid>
</phone:PhoneApplicationPage>
適当なコードをでっち上げてみましたが,WindowsPhoneのMetroUIはこんな感じでXAMLというXML拡張のマークアップ言語で記述されます.hoge.xamlって形式ですね.処理の方は,hoge.xaml.csのようなC#が受け持ちます.よって,
- 設計がHTMLに近くなり,現行のWindowsネイティブ(?)的なアプリ開発は一切推奨されない
- UIとコードが
完全に切り離されてる - アプリ内での画面の切り替えが./hoge.xaml?foo=barへのリンクというWEBサイトに近い形式となる
- MetroUIデザインはかなりプログラマ的知識が必要になるため,デザイナさんにはかなり特殊スキルが要求される.割と本気で今から勉強しておけば引く手あまたかも!?
これからもわかるように,既存のWindowsソフトウェア開発の概念は捨て去った方が身のためです.WEBとOSの統合という夢へ,現実無視して邁進してます.誰も付いてこずにSP2辺りで現実と向き合って,どっちつかずなキメラOSが誕生するのが目に見えるようです.ロマンあふれすぎだろ,常識的に考えて!!!
実際,現状のWindows8は切り替えが進んでいなくて,統一感のなさにかなり残念になるようですね.
まだまだ語りたいことはありますが,長くなりそうなので続きはまた書きます.