Xiaomiが出資して送り出している活動量計 Amazfitシリーズですが、ようやく手元に届きました。
これは競合他社が悲鳴上げる出来の良さですね。既にセールで50ドル切って売ってますが、他社の150ドルクラスと比較しても優位性ありますわ、こりゃ。
外枠こそ安っぽさもあるものの、ガラス自身は歪みの無いゴリラガラスで、パッと見はAppleWatch感が強いです。実際、早々に間違われました。
機能的にも、活動量計と言うよりはスマートウォッチで、通知やら、スマホのスマートロックやら、だいぶ便利に使えています。
- タッチ操作も機敏
- 公称45日バッテリー
- きちんと毎秒画面更新
- 腕上げたら自動で画面点灯
- 万歩計精度もそこそこ
- iPhoneと同等のIP68防塵防水
- GPS搭載
- 気圧計搭載
- 脈拍計搭載
- 自動睡眠検知
- 通知ラグも数秒レベル
- 通知の日本語も問題なし
- 天気予報は日本の地域も自動判定
何よりも、45日バッテリーは最高以外の何物でもありません。かなり電池食う設定にしましたが、それでも48時間でバッテリー残93%。軽く3週間は保ちそうですね。
やっぱ、反射型液晶でチープでも省エネ仕様な方が好きですわ。
ちょっとした不満
実用的には文句無しで、些細な不満点しかありません。後述の一点以外は……
- 盤面編集をもっと気軽にしたい。(自作はリソースファイルの書き換えでしか出来ない)
- 脈拍のみの能動的な測定が出来ない???(未確認)
- 一旦リューズ押さないとタッチ操作を受け付けない
唯一にして最大の欠点:English versionとは???
中国語版から遅れる事2ヶ月半。ようやくInternationalバージョンーーショップによってはEnglishバージョンとして売ってる奴が発売になりました。
しかしながら、待たせに待たせて、値段も若干高いくせに、何とハードウェア的には中国語版と同じものっぽいorz
中国語版も10月末くらいから英語設定のスマホからファームウェア更新したら、英語になるようになっています。 逆に言うと、英語版を英語設定じゃないスマホに繋いだら中国語表示になります。馬鹿なの? 死ぬの?
- 改造ファーム使う
- サードパーティ製アプリを使う(公式と同期すると中国語表示になる)
- スマホ本体を英語表示にする
などで回避は出来ますが、日常的に使うものはそういう運用がダルいからわざわざ英語版買ったんですけど……
おもちゃとしての側面
完成度は高いものの、Hack的に弄る手段もいろいろありますので、結構楽しく遊べてます。
惜しむらくは、Pebbleみたいにアプリ書いたりが出来ないのが寂しいですが、隠し機能もありそうですし、ファームウェアも活発に更新されているので、十分に元は取れそうかと。
ってか、なんで日本語が普通に通って残念がってるんでしょうかね、俺。
納得したうえで使うなら超オススメ!
活動量計を幾度となく乗り換えてきた私ですが、使ってみても明らかに頭一つ抜けてますね。Pebbleクローンとして考えるなら、同じ値段でもFitbit ionicよりAmazfit Bipを選ぶと思います。
英語版が中国語版と同じハードウェアなのも、そうわかっていれば値段がこなれて供給も安定してる中国語版買えばいいので、メリットとも言えるでしょう。
今のところ中華系通販でしか買えませんし、日本で使う仕様ではないので万人向けではありませんが、ガジェッターなら確実に損しない逸品だと思います。 送料込みでも4桁円ですしね。
あと、バンドは別に買ったので、それは次の記事で。