うちのNBロードスター、1月の購入時点で「唯一のデメリットポイント」だったハンドルの擦れ。
再来週の軽井沢ミーティングまでには何とかせにゃいかんと一念発起で本革カバーを導入しました。
ヤフオクでハンドル丸ごとでも数千〜2万円程度で買えるんですが、車いじり楽しみたかったんでカバーをお試しです。
通常、ステアリングカバーは太い輪っか型のをカポッと嵌め込むのが一般的なんですが、それだと握りが太くなって馴染まないんですよね。
あと、純正ナルディが元から黒糸の編み上げ仕様だったので、ノーマル維持の精神により糸も黒で作成。
以下、作業メモ
37cm径に合わせた本革の輪っかを引っ張りながら嵌めます。ここでキツいくらいじゃないと後で余ると思われるので、下調べ大事です。
とりあえず左側から始めましたが、これは失敗だったかも。
- 縫い始めの慣れてなさ
- カバー側が、縫って二重になってる接合部
- 径が膨らんでる部分
という三重苦でちょっと浮きました。
あとは、数cm縫っては精密ドライバーで縫い目を締め上げるの繰り返し。縫い方も凝ってないので、2時間ほどで終わりました。
ポイントは何といっても縫えないフレーム部分の処理。
どうしても終端がシワになりやすい上、縫ってるうちに縫い目の数が合わなくなったりするので、辻褄の合わせ方に技術が問われます。
今回のように左右と真下で繋がってる場合、真下にシワが集まるような順で縫うのが一番いいと思います。普段握る左右位置にシワがあると気になりやすいので、下側に負債を押し付けるって考え方です。
ほい、完成。
純正と見まごう……というには苦しいですが、素人が手探りでやったと考えると上出来かと。
今回は急ぎだったので近所の「ジェームス」でこれ買ってきましたけど、ちょっと失敗だったかも。
糸が細くて蝋引きされてないので開始早々、一度切れましたし、Amazonに並んでる同系統のよりだいぶお高いです。
ただ、自分で革買ってきて縫うのもオススメしづらいです。ハンドル径に合わせてキツキツに輪っかは作れないですし、目打ちの数も膨大なので。
何はともあれ、ちょっとしたDIYとして楽しめました。気が向いたら色替えとかやってみたいですね。