プログラミングWindows Phone買ったので簡単に感想など

諸事情によりWindowsPhoneプログラミング本の感想を書いた方が良さそうな状況におりまして、どうせならばとブログに起こしました。

プログラミングWindows Phone (MSDNプログラミングシリーズ)
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プログラミングWindows Phone (MSDNプログラミングシリーズ)
高橋 忍
日経BP社
¥ 3,990 (定価)
¥ 3,990 (Amazon価格)
なし (Amazonポイント)
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単行本
在庫あり。
(価格・在庫状況は4月7日 4:34現在)

こちらの本はMicrosoftエヴァンジェリストの方が書かれた日本語で最初(XNA除く)のWPプログラミング本でして、こちらとしても知識に飢えてますので、喜んで買いました。

ざっと全体を流し読んだだけですが、割り切って詰め込んであるなぁという印象で、最低限の事はわかってきた今の自分が求めていた構成でした。冒頭を例に取ると、VSでC#くらい当然触れるよな?と言わんばかりにIDE導入などはさらっと流してあって、慣れてる人が少ないであろうXAMLを中心としたプロジェクトの構成をしっかりと書いてある辺りですね。

1ヶ月前、手探りでプログラミングはじめたときに一番困ったのが"WindowsPhoneのアプリは何が出来て何が出来ないのかがどこにもまとまっていなくてわからない"という部分だったのですが、めぼしい機能はすべてサンプルコードとともに載せるという力技で解決してあり、最初の一冊として嬉しい構成になっています。

しかしその半面、これを見ていきなり何か作れる構成になっていないのが難点だと思います。終盤まで個々のスタイルやコントロールについて触れ続けて、プロジェクト作成のベースとなるPivotとPanoramaに辿りつくのは19章中16章というのは、この本からWPアプリ開発に向かう人にはとっつきにくいと思います。個人的には全く勉強していなくてありがたい=最初のうちから知っておく必要度は低そうなXAMLのベクタ描画やアニメーションを序盤で詳細に書いてあるのも含めて、ちぐはぐな感じがしました。

とまあ、こんな感じで何様だよって言われそうな事を書いてしまいましたが、やっとまとまった情報が手に入ったのは本当にありがたい事で、フィーリングでやってきてたバイディングや通信、アプリのライフサイクル周りを中心に、しっかり勉強させてもらおうと思います。