今まで普段用のバッグは，MANHATTAN PASSAGEの#2210ってのを使っていました．しかし，こやつはA4のコピー用紙束（＝論文）などを入れると角が丸まってしまう上，形状のせいで一眼レフを入れると容量とか関係無しに真ん中を占拠して他の物が入らなくなるため，他のバッグを探していました．
当初は愛好者の多いTIMBUK2や，一眼レフ向けバッグなどを探していたのですが，偶然，西日本新聞と福岡帆布の取材用バッグ作成企画記事ってのを発見しました．この福岡帆布というのは自分の高校の隣にあった会社で親近感も沸いたし，何よりも試作品を改良していく部分が見えてきて即購入を決意しました．地元支援や！
しかし，公式のショップサイトで18900円．微妙に高い．いや，品を考えると問題は無いんだけど，やっぱり高い．そんなわけでネットを探していたところ，企画バッグなので直販しか無いと思いきや，ヤフオクに新品が出てるじゃありませんか．過去に出品例は無く，半額以下の9000円で残り三日なのに入札無し．よく見たらライターズとライダーズ間違ってるからか．神は存在しましたね．次の日，ヤフオクマニアの後輩に頼んで落としてもらいました．地元支援？何それおいしいの？
では，購入から一週間ほど使ってみた感想を書いてみます．
- 手作業で作ってるだけあって，縫製はしっかりしてるし，生地も信頼できそうです．
- 底が革張りなので，角の変形もなさそうですし，肩にかけたときの型くずれもありません．
- 肩にかけてもそんなに野暮ったい感じもなく，見た目もお気に入りです．
- 制作記事では一眼レフ入れる前提でやってますけど，あくまでただのバッグなので，クッションはありません．自分はE-620買ったときにもらったオリンパスのバッグからクッション部分を移して使ってます．
- ノートパソコンが入れられると書いてあって勘違いしたのですが，20mm厚くらいの大きなポケットが付いてる訳じゃないんですね．手前側に付いているポケットはコピー用紙などを入れる用ではないので，この辺がちょっと不便かな．
- ボタンでかぶせ部分を固定というのはめんどいかと思っていたが，生地が固いのではめやすくて全く問題無かったです．
- ちょっとした小物を出すときに片方だけボタンを外して中を開けたいんですが，少しやりづらいですね．もう少しかぶせ蓋が短いとよかったかも．
- 肩紐調節用の金属部分が上手く調整しないと体に当たります．縫い付けてあるので前後交換出来ないからちょっと気になります．
書いていくと不満というか，次に向けて改善して欲しい点がどんどん出てきますが，品物自体がものすごく普通のかばんに感想っていうのがむずかしいだけで非常に満足しています．バッグを切り替えてわかったことは，今まで無理して詰めすぎだったって事ですね．日頃，何でも持ち歩いてしまう類の自分みたいな人種は，しっかりとした作りで，容量が大きく，肩紐が太いバッグじゃなきゃダメですね．そう言う人には非常にオススメしやすいカバンです．この企画，再開してライターズバッグ第二弾作られたらまた買っちゃいそうです．
なお，オイラのバッグを撮ったのはFlickrにあげているので，ご参考に．
