オイラが勝手に指摘する,JRPGが変えなければならない7つのこと

えげれす雑誌記事 海外ユーザーが指摘する「JRPGが変えなければならない7つのこと」の内容は所詮は奴らの嗜好に沿った内容な一方,日本側のネットの反応も和ゲーに毒された連中ばかりで頭痛くなってきたので,オイラの独断と偏見で変えるべき所を提言してみる.

1:次世代機の描写のリアルさと,ゲーム内容が乖離してきていることに気づくべき
自分の場合はロストオデッセイの最初の戦闘(4分40秒くらいから)をやったときにJRPGはもうダメだと感じた.横に回り込めよ,と何度言いたくなったことか.物理エンジンの無駄遣いはやめてくりゃれ.
2:もう少しマップの自由度を上げるべき
別にオブリビオンみたく,賄賂渡して裏口から入れてもらうほどはやりすぎだが,ゲームデザインが崩れない範囲でダンジョンの回り方変えられるくらいの自由度はあってしかるべき.ちょっとした高低差や草むらという名の見えない壁に遮られて迂回する時代じゃないだろ.
3:主人公パーティーの高年齢化
自分が年取ったせいもあるんだろうが,TOVのユーリ見ていて"ガキがその場の感情で動く物語を成長劇と称するのはもう終わりにしようぜ"と思った.今まで似たようなのが量産されてきた以上,よりJRPGのストーリー性を上げるためにはもう少しパーティーの高年齢化を進めるべき.かといって,子供のキャラクターをむやみにパーティから外すのは違うんだよねー.日本のゲームやアニメはそこも含めてのものだから.
4:ムービーシーンは極力減らせや
ゲームやってるのか映画見てるのかわからない作品が増えてるけど,それってゲームの映画に対する敗北宣言としか思えない.もちろん,効果的に差し込む事は有効だろうけど,過ぎたるは及ばざるがごとし.ゲームだからこそ出来る感動表現を追求すべき.
5:戦闘システムの正当進化
ターン性のコマンド型戦闘自体は取れる手段が多様化して作戦性高まるから全撤廃は違うと思う反面,Gametrailer.comのJRPG揶揄動画の通りなのも事実.もちろん,その辺はよくわかって最近の作品は苦慮しているものの,決定打に欠けてるので,その辺でJRPGなりの回答を提示して欲しい.白騎士の戦闘とかどうなのか誰か感想聞きたいな.
6:平気な顔でDVD-ROM4枚組みとか出せる体質は改善すべき
これはXbox360だけの話になるけど,DVD複数枚組みのゲームなんざJRPG以外で見たことないぞ.この辺を"恥ずかしい"と感じない辺りが,世界に受け入れられない一因だと思う.
7:日本も海外も認識を覆すようなRPG作りを目指す
一番の問題はJRPGのダメさに気付いていない日本人相手で満足してしまっているところ.英国人なんぞにJRPGの何たるかを語られるまでになってる現状こそ一番変えるべきだろ.ハードウェアでこそまだ日本の地位は上だけど,5年後はわからんぞ.日本も海外もRPGの認識を改めなければならないような作品が現れて欲しい.

一本道な日本製RPGの方がゲームバランス優れてたり,やり込みやすかったり,2週目以降の作業が案外楽しかったりと失ってはいけない部分も多いと思うので,その辺を忘れずに洋ゲー寄りになってほしいと切に願っております.もちろん,作ってる側が一番わかってるんだろうけどな.