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【永久保存版】元福岡市民が全力で1泊2日の福岡市周辺観光してみた

      2016/02/12

実際に行っていない上に、紹介地域をよく知らずに引っ張ってきた観光キュレーション記事は○ね!というヨッピーさんの大阪観光記事に感銘を受け、実際に地元を回ってきました。2年半前に福岡を離れた身ですが、むしろ年数回帰省しては全力で遊んでいるため、在住当時より観光地には詳しくなってる私です。

 

しかしながら大問題が。 福岡市って美味しいものはたくさんあるんですが、観る物ないんですよね。
過去に何度、観光のオススメ聞かれて口ごもったり、Twitterの友人迎撃に失敗しただろうか……。 正直、レンタカー借りて別府→湯布院→やまなみハイウェイ→阿蘇と回った方が100倍有意義ですしね。
それでも検討に検討を重ね、結局行き当たりばったりになりながら、何とか1泊2日を全力で遊び倒す事には成功しています。やればできるもんです。

 

本記事は実際には3日帰ったうちの1泊2日分なので多少の齟齬はありますが、実際に回れることは身を持って確認しています。 実際に行動に基づいて時間も併記していますが、地の利を完全に把握している自分が最適移動を目指しているため、真似しようとするとどこかで詰むかもしれません。 可能な限り安全マージンとリスク管理は考えた行程ではありますが、各自で取捨選択願います。
併せて、以下の3点を前提としている事をあらかじめご了承くださいませませ。

  1. 天神(赤坂寄り)にホテルを確保。
  2. 飛行機前提(ただし博多駅も近いので応用は可)
  3. かなり歩く。1日目20km、2日目10kmになったっす。

博多駅・天神・空港周辺に集中はさせているため、出張の空き時間つぶしなどにも応用できるのではないかと。
 

1日目

0950~ A:福岡空港着→バスで太宰府へ

DSC_5552観光資源に乏しい福岡市近隣において、全国区レベルの知名度を誇る観光名所「太宰府天満宮」。 市街地から30分ほどなので行かない選択肢は無いのですが、博多・福岡空港方面からの直通手段が無いという問題がありました。 しかし2014年から観光者向け直通バス路線が開通し、予約不要・15分おき運行になっています。 こうなると、空港下りてそのまま向かうのがむしろ正解です。 ただしいくつか注意点も。

  1. 時期によっては道が混むので要注意。実際、1〜3月は混むから天神経由も考えろって掲示がありました。
  2. 国際ターミナル側にしか停まらないのでシャトルバスで渡らなければなりません。現地で戸惑ったので、やっぱ実際に使ってみる必要があるな、と。
  3. この後でバス移動が多い場合は、太宰府行きも含めた乗り放題チケットを窓口で買っておいた方がお得です。

 

  バス自身は海外の人でも乗れるように案内がされているので、日本人なら迷わず乗れるんじゃないかと。  

1055~ B:太宰府駅前着→珈琲専門店 風見鶏で軽食

 

 

昼過ぎまでずっと観光なので、着いたら軽く食べましょう。 昔の町家を改造したという、大正ロマン溢れる珈琲専門館「風見鶏」です。 観光ガイドに載りにくい方向性ですが、個人的にはイチオシなのです。
レトロな店内! コーヒー旨い! 店員さんがハイカラスタイル!!!!  移動で吸われたMPはほぼ回復している事でしょう。

もう少しお腹を満たしておきたい場合は、駅前のラーメン屋『暖暮』が安定でしょうか。 着いてすぐなら大丈夫ですが、昼過ぎからはめっさ並ぶので要注意です。

 

1135~ C:太宰府天満宮参拝→北神苑で梅ヶ枝餅

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天下の太宰府天満宮とはいえ、大きい神社でしかないのでさらっと参ってしまいましょう。 参道には出店もたくさんありますが、どちらかというと帰り際の時間調整に回した方が時間を無駄にせずにすむかな、と。

 

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参拝してお守りなどをいただいた後は、引き返さずに本殿の裏に回ってください。 ここ「北神苑」は「飛梅」に代表される太宰府の象徴の梅が育てられている広場でして、周囲を囲むようにお茶屋さんが立ち並んでいます。時期は少し早かったので咲き始めでしたが、梅は咲いていなくても良い所です。 裏側まで来る人は一部なため、穴場っぽいまったり空間が形成されています。

 

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名物「梅ヶ枝餅」を抹茶でいただきながら、一息つく。贅沢ですね。

 

1220~ D:九州国立博物館

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太宰府天満宮には、日本に4つだけの国立博物館が併設されています。 福岡市民の頃は特別展を見に行っては「こんな僻地に……」と愚痴っていましたが、観光資源としては完璧な立地です。

わざわざ旅行に行って、特別展示まで観るかは難しいところですが(今回は”黄金のアフガニスタン展”でした)、常設展示は九州を中心とした歴史展なので、是非見ていきましょう。 さすがに国立だけあって建物も展示内容も立派ですし、これ以上にしっかり観られる観光資源とか福岡市周辺には無いので!(断言)

 

1430~ E:スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店

  このSNS時代、やはりここで写真は撮らねばならないでしょう。 建築家:隈研吾氏によるおもしろスタバです。 ただ、当然のごとくめちゃくちゃ混むので、さっさと飲んで、さっさと帰る形です。ここに充てる時間を、枯山水が美しい「光明禅寺」を回った方が建設的かもしれません。博物館降りた位置から徒歩数分です。お好みで。  

1500~ F:太宰府駅→西鉄福岡駅→福岡ドーム

太宰府駅から中心部の天神までは私鉄が接続しているため、30分強で西鉄福岡(天神)駅へ着きます。荷物が多い場合は、このタイミングで一旦ホテルにチェックインするのもありかもしれません。 西鉄福岡駅出て渡辺通側に出るとそこには上の動画の光景が待っています。 圧倒されてはなりません。落ち着いて「福岡タワー」や「ヤフオクドーム」という行先表示があるバス停を探すのです。 渡辺通ではあまりにバスが多いため、行先によってバス停そのものが分けられており、わかりにくいかもしれません。説明が難しいので、素直に通行人や運転手さんに聞くのが手っ取り早いでしょう。 ちなみに天神から福岡タワー方面に行く路線では、路線バスでも急行があるうえ都市高速を走るので、それだけで福岡県外の人は驚くらしいですね。

参照:福岡の路線バスには特快や急行がある ( http://portal.nifty.com/kiji/150109166032_1.htm )  

1550~ G:ホークスタウン~福岡タワー散策

当初の予定では明日通るので来ないつもりだった百道――福岡タワー周辺だったのですが、思わず来てしまい困惑。 何故なら、何もないんです、この辺……。 文化施設などの整備は進んでいるので住みやすくはあるのですが、観光地としてはかなり微妙です。 しかし来てしまったものはしょうがない、とドーム併設の「王貞治ミュージアム」でお茶を濁すつもりだったのですが、居ましたよ伏兵が。我らが「ホークスタウン」です。 福岡ドームは当初ツインドームという、もう一つドームを建てるアホ計画だったのですが、当然のごとく頓挫して余った土地にできたのがショッピングモール「ホークスタウン」でした。15年前くらいでしょうか。 周りに競合もなく、それなりに賑わっていた気もするのですが、立地はいいけど交通の便が地味に悪いという欠点がボディブローのように効いて、寂れていったように思います。ちょっと西に巨大アウトレットモールも出来ましたしね。 そして、とうとう2016年3月末で閉鎖が決定したようです。 そんなホークスタウン、現在はゴーストタウン化が進み、「九州のピエリ守山」の名に恥じない(?)状態になっているんですね。 いやー、ポップなショッピングモールが閑散としているの、それだけでワクワクしました。

 

ちょっと興奮しすぎですね。 しかし、オススメ観光地としては来月末までの期間限定な上、わざわざ来るところでもないです(笑)

 

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さて、それはともかくドームから福岡タワーまでの1.5kmくらいは海浜公園として整備されていて気持ちいいですね。 海岸線に沿って福岡ドームやシーホークホテルが綺麗に並ぶため、写真を撮れば福岡っぽい絵になります。(理想的には福岡タワーの先まで行って全部収めたいところですが。)

 

1725~ H:福岡タワー or ロボスクエア

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ちょうど日の入り頃に福岡タワーまで行ったので福岡タワーにも上ろうと思ったのですが、あらゆるところがバレンタイン仕様で”Love Sanctuary”(夜はハート形のLEDイルミネーション付き!)とか書いてあって心が折れました。そりゃ、自分のホームへと逃げ込むよね! ってことで、ロボット体験スペース「ロボスクエア」です。

 

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福岡タワーの根元にありまして、明確に何が出来るわけでもないのですが、ものすごくロボロボしい空間に(*´Д`)ハァハァ出来ます。 居られるならずっと居たかったのですが、18時閉館で追い出されました。

 

1800~ I:サザエさん通り

サザエさんは元々は福岡の新聞に掲載されていた四コマということで、その頃に作者の長谷川町子先生が住んでいた周辺は「サザエさん通り」となっているんですね。
……と観光地っぽさをアピールしてみましたが、行政か何かのごり押しな印象しかありません。

単なる住宅街の通りですから、驚くほど無価値です。通り道だったから入れただけですが、途中の記念碑を撮り忘れている時点でお察しください。

 

1820~ J:地下鉄 西新駅→赤坂駅→かわ屋 警固店

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ここからは晩御飯の自由行動になりますが、ここで向かいたいのは「かわ屋」です。 地下鉄で赤坂駅まで戻り、駅から徒歩5分強くらいでしょうか。 ただし今回は予約取れなかったので、泣く泣く昨年夏の紹介記事「東京のリベンジで福岡の「かわ屋」に行ってきた」より抜粋の写真ですorz

晩御飯はもつ鍋食べるもよし、水炊き食べるもよし、玄界灘の海の幸もよし、中州で飲んだくれてもよし。選択肢はいくらでもあるので、敢えてここは雑にしています。
今更ながら、牡蠣も良かったなぁと後悔。

 

2100~ K:長浜の屋台村

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福岡の夜といえば中州の屋台村の風景を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、基本的に地元の人間は屋台なんてほとんど行きませんね。 あれは観光客向けであって、高いし、美味しくないし、雰囲気も良くないんですもん……。 では、地元民が屋台をオススメするなら、長浜ラーメンでお馴染み、長浜の屋台村を推すのが通でしょう。
中心部からも外れ、観光客は中州や天神の屋台に吸われるため、いい感じの落ち着いた雰囲気があります。

二次会代わりですし、周囲にラーメン屋さんは店舗がたくさんあるため、おでんなどをメインに選ぶと良いでしょう。
次にあげる「元祖長浜」系は1ブロック先なのですぐそばです。

追記

翌週に屋台が全面移動して、下記の元祖長浜屋前になったみたいですね。偶然ながら、写真の光景はあれが最後だったようです。
参照:長浜ラーメン:福岡の観光名所…屋台が150m集団移転 – 毎日新聞

 

2200~ L:元祖長浜家

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予定では「元祖長浜家」でしたが、宿泊は実家に戻ったので心が折れました。写真は、翌朝に回す予定だった元祖長浜屋の方です。
この辺、本当に何言ってるのか地元の人間以外さっぱりだと思いますけど、いろいろとあるんですよ……。

この「元祖長浜屋」というのは文字通り元祖の長浜ラーメンであり、私も小学生の頃から胃に収め続けてきたソウルフードです。 元祖長浜屋がすごいのはその営業スタイルでして、店頭で麺の硬さだけ伝えながら席につくという高回転スタイルにもかかわらず1日20時間営業で客が絶えず回り続けるという恐ろしさ。
その結果、数年前に店員が勝手に独立して周囲に似た店「元祖長浜家」を作るという事例発生し、さらにパクリが立て続けに起こった結果、半径50mに「元祖長浜○」が4軒も集まっているんです。 しまいにはパクリ店が他のパクリ店を訴えるという不毛な事態にまで……。

 

ってことで、締めのラーメンは元祖長浜屋で食べたのですが、モデルルートとしては元祖長浜家でお茶を濁しています。
翌日もこの辺りからスタートしますので、ホテルはここから徒歩圏内だと理想的ですね。(中心部の外れなので限られますが)

 

2日目

0800~ A:福岡市長浜鮮魚市場 市場会館

無視しても可 その①。

週末、特に日曜日は食堂がほぼ閉鎖されているためモデルルートとしてはオススメしづらい面もありますが、せっかく福岡で最も新鮮な魚が手に入るところで海産物をいただけるのですから、是非足を運んでいただきたいところです。
位置は元祖長浜屋の斜向かいですね。むしろ、鮮魚市場の人がサラッと食べてしまえる食事として長浜ラーメンが発達したので、当たり前といえば当たり前です。

鮮魚市場の人向けですので朝は暗いうちからやっていて、開店時間を考慮必要がないのが便利です。

 

0830~ B:元祖ラーメン長浜屋

無視しても可 その②。

前述の通り私は力尽きて諦めましたが、可能であれば朝ご飯こそ元祖長浜屋で食べていただきたいな、と。
日曜の早朝だろうがどんどん人が押し寄せる異常な空間は体験する価値ありです。
ってか、朝から2食食べるコースなの、これ?

 

0900~ C:福岡市役所→オープントップバスツアー

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市が運営しているっぽい、観光客向けに中心部をグルッと回っているバスです。その特徴は、屋根がない観光特化仕様。特徴的なバスが街中を走っているのは知っていたのですが、観光客向けなので普通に住んでる限り地元の人間は乗るという選択肢すら浮かびません。 けれども、福岡周辺のB級スポットを網羅するY氏が先月ナイトツアーに出掛けているのに興味を惹かれ、乗ってみたくなってコースに組み込みました。 これが意外や意外。楽しい!!!!!  

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目の前に交通標識がある非日常感。テンション上がるぞ、これ!  そして、このまま海岸線沿いの高速道路へ。もちろん真冬の早朝で、屋根もありません。馬鹿だろ!!!!!!!!! そういうワーキャーも含めて、観光資源の枯渇した福岡市の中では、非常に優良な観光客向け娯楽要素じゃないでしょうか。   DSC_5800 ぶっちゃけ、前日は勢いで行った百道浜周辺(↑)にまた行くのか?という疑念は頭をよぎりましたが、そもそも俺なんて大学行くのに数千回のオーダーでバスで通った道ですし、ここ……
とはいえ、視線の位置も違いますし、ガイドのお姉さんの案内もありますし、何よりも高速道路でオープンってのが寒すぎて変な笑い出ているので、そんな余計な事考える必要はありませんでした。

 

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うおおお、頭の上ギリギリだ……という写真のはずですが、どちらかというと客が乗っていないのが露呈してますね。
基本的には前日までの予約らしいのですが、当日券確保できるかの不安は杞憂でした。福岡市民でも楽しめるので、みんな是非乗ろう!

 

1030~ D:アクロス福岡

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別段何があるわけでもなく、文化施設が多めに入った施設「アクロス福岡」。
我々的には、ゴジラ対スペースゴジラで、スポンサーのベスト電器が本店ビルをゴジラに壊させた際ついでに潰されたり、アイマス2の九州地区営業の背景だったりするアクロス福岡さん。 おお、そうだ。我らがホテルイルパラッツォ様の本部があるはずな場所でもあります。

そんなアクロス福岡に登ると楽しいとか言い出した友人がおりまして(っつか、一緒にオープントップバスに乗り込み、一緒に博多徘徊しましたが)、登ってみると確かに悪くないんですよね。 そして何より、市役所の横であり、オープントップバスの乗降場所の正面でして、さっきの写真に写ってた建物なんです。これは登らなきゃならんでしょう。

私も初めてだったのですが、土日は一番上の展望フロアまで登れるんです。
福岡市街地は空港のそばで高さ規制が厳しいため、そんなに高いビルじゃないのに周囲を一望できます。これはこれで開放感があって悪くない……んですけど、さみぃよ!

参照:[NS]福岡市のド真ん中にある穴場スポット:アクロス福岡・ステップガーデン

 

1105~ E:川端通商店街

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アクロスを降りたら、水鏡天満宮側のバス停から博多方面行きのバスに乗り込み数分、「川端町・博多座前」で降りてください。すぐそばが川端通商店街のアーケード入口です。博多の街の台所……というには寂れている印象もありますが、日曜の昼間だとそれなりに賑わっています。
結構観光客向けのお店もありますし、途中では山笠を見ながらぜんざいをいただけるコーナーもあるため、散策にはちょうどいい場所です。

 

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余談ですが、この写真は福岡市民の胃袋を24時間守り続けている二大巨頭の競演なのでテンション高まる構図なんですけど、やっぱり魅力は伝わりませんか、そうですか。

1115~ F:櫛田神社

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対外的にどうなのかは知りませんが、地元民にとっての祭りの比重は、「博多祇園山笠>>>>>>>>>>博多どんたく」なんですよ、マジで。 博多どんたくなんて、GWに天神歩いている人間を計上しているだけで、町内会の祭りを豪華にしただけですからね、あんなの。 #個人の感想です。

そして、700年の伝統を持つ博多祇園山笠は、この櫛田神社へ奉納する神事となります。

川端通商店街のアーケードを抜けた出口にあるので迷うこともないでしょう。

ここのメインは何といっても、山笠で大迫力を見せる飾り山!……なんですけど、九州国立博物館にも飾ってあるんですよね、飾り山。
少しインパクトに欠けますが、負けてはなりません。

 

1130~ G:博多町家ふるさと館

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櫛田神社の敷地から30m位置に、古い町家をそのまま民俗展示に充てた施設があります。「博多町家ふるさと館」です。
旧い町家を活用した民俗館でして、地元に住んでいたら絶対に行かない施設です。 (山笠のクライマックス「追い山」を撮影するために朝4時から人ごみに押されつつ塀にへばりついてたりしたので、滞在時間だけなら累積で相当だと思うんですけど。)

ここも、地味ながらもいい雰囲気の施設でした。 博多織や博多人形の職人さんも常駐して実演してくれていますし、福岡市の近代風俗史(えろくない意味!)も興味深かったです。山笠土産を買うのもここがいいでしょう。

 

1210~ H:かろのうろん

DSC_5941博多の麺類はラーメンと思われがちですが、同等以上に日常的に食されているのがうどんというのはご存知でしょうか? コシのある讃岐うどんとは対極のふにゃふにゃ麺とゴボウ天に、柔らかいスープを吸わせてもっしゃもっしゃ食べるの、最高なんです。 そんな博多うどんで最も老舗とされているのが「かろのうろん」です。 博多町家ふるさと館から徒歩2分なので、是非寄りましょう。 まあぶっちゃけ、福岡の人がわざわざかろのうろんでうどんを食べるのは稀だと思いますけどね。私自身も人生で3回目ってレベルです。狭いけど混むし、どこで食べてもうどんはそんなに変わらないからチェーンの方が楽ですし。  

キャナルシティ博多

直前までブラウン管が何個点いているか見に行こうと言ってたのに完全に行き忘れてました。 かろのうどんや櫛田神社から徒歩3分。複合商業施設のキャナルシティ博多があります。 まあ、単なるカジュアル系ショッピングモールですからわざわざ旅先で行くか?という問題はありますが、他に観るものがないので中韓の観光ツアーには確実に組み込まれていると思われます。 観光的にはラーメンスタジアムですかね? まあ、とんこつラーメン食べるのに、わざわざラースタ行くのも負けな気がしますけど。 個人的なオススメは無印良品によるカルチャー系本屋「MUJI BOOKS」です。 都内でも有楽町に出来てしまって優位性が薄れましたが、3万冊規模でニッチなジャンルの本を集めてあるの、本好き的には垂涎の空間でしょう。

1230~ I:東長寺

 

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かろのうろんから徒歩3分。いよいよ「観る物がないから近場でとりあえず……」の領域です。 弘法大師 空海が開いたとされる東長寺。私なんかは上の五重塔の撮影をしに入ったこともありますが、普通は入る事無いんじゃないでしょうか。 今回、初めて建物の中まで入って大仏殿を拝みましたが、これは素直に驚きました。 外からは想像つかないほどデカい! 牛久大仏と比べてはいけませんが、どうも木造座像としては日本最大級らしいです。(なお、どうでもいいけど福岡市のお隣にある糟屋郡篠栗町には、住職が宝くじで当てた1億3000万円を全額突っ込んで建てた世界最大の涅槃像があります。お暇ならどうぞ。) と、それなりですが、博多駅から数百mという好立地なのでオフィス街の真ん中ですし、こんなもんですかね。  

1300 J:承天寺→博多千年門

 

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  東長寺の裏にある承天寺さんです。禅寺でそれなりに立派ですが、いよいよ観光資源としては難易度が高くなってきました。 ただ、そこを出てそびえ立っている博多千年門が立派!!!! 必死に左右のコインパーキングの看板を見切れさせてのこの写真ですが、ここだけ見れば立派な記念写真が撮れるのではないでしょうか。(目的を見失っている人) なお地元民2人は、「やべー、寄付が福岡政財界の大御所、片っ端から集めてる!」、「どうやってメンツ集めたんだ、これ」と寄付組織一覧見てテンション上がっていたとさ。  

1310~ K::博多駅屋上

 

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博多駅は5年前、大幅に駅ビルを建て直しまして、それ単体で立派な商業施設と変貌しています。その一環として整備された「つばめの杜ひろば」が目的地です。 阪急内の1ヶ所以外に直通エレベーターが無いし、エスカレーターもわかりづらいため、そもそも屋上に上がれる事を知らない地元民も多い気がします。 福岡空港近隣の高さ制限により10階建てながら、その屋上からは都市部が一望できます。 (なんかどこかで同じこと書いた気もしますが) 他にも、JR直営で商売っ気の無い露店も出てたり、ミニSLが走っていたりと、どちらかというと家族向けに整備されています。  

1415~ L:旧志免工業所竪坑櫓

 

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観光マップにはまず載っていませんが、個人的には是非推したいワクワクスポットです。 地下430mの炭鉱から石炭を引き上げる巻き取り機なんですが、高さ50m近い異形の鉄筋コンクリートのビルがそのまま朽ち果てており、廃墟マニアには聖地のような場所だったりします。 武装錬金で主人公が死んだオバケ工場のモデルだったり、この周辺が舞台なスケッチブックのメインビジュアルだったりと、色々なところで出てくるので目にしたことのある人もいるんじゃないでしょうか。 この竪坑櫓、地図を見ていただければわかりますが、空港から直線距離で4km程度。博多駅からも空港からもバスで1本ですぐ着くため、飛行場へ行く前に寄りやすかったりします。 問題は田舎の町側に向かうため、地元じゃないと戸惑う点でしょうか。 「志免」って含まれているバスに乗ってしまえば乗り換えなしに着きますし、ある程度近付けば竪坑櫓が見えるので降りて、それに向かって歩くだけです……が、それでもやっぱり難易度は高めかな、と。 いよいよになったらタクシーに乗ってしまえる距離でしょう。 ただし、ここ10年くらいで竪坑櫓の周囲が町営施設として整備されたため、あまり観光客向けではないのには注意が必要です。 実際、今回は少年サッカー大会のタイミングだったみたいで、親子連れであふれる中にカメラ下げてる不審者でしたからね、私。 ただ単にこれがそそり立っているだけであり、それ以上でもそれ以下でもないので、そういうロマンを理解できる人にだけオススメします。  

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また暗くなるとほとんど街灯もないため、真冬は要注意です。 夕暮れの竪坑櫓は超映えるので、それを狙えると最高なんですけどね。 おまけとして年に1回、クリスマスシーズン限定のライトアップイベント写真も置いておきますね。 すごく幻想的でテンション上がる光景なんですけど、EXIF見ればわかるように12月24日の20時です。 クリスマスイブにこんな僻地に来る馬鹿は居ないため、一人で「寒い! 寂しい! 指が冷え死ぬ!!!」と真剣に叫びながら撮った写真です。 はー、また撮りたい。  

1600~ M:天ぷらのひらお or 牧のうどん

 

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この両者、福岡市民の胃を掴みまくってる二大巨頭チェーンなのですが、空港から1.5km程度の位置に並んで建っているんですよ。 竪坑櫓側からだと「志免鉄道公園」から3番のバスで「東平尾」まで10分……ではありますが、1時間に1本なのがネックです。タクシーを使うなり、一旦空港を経由する方が無難かもしれません。 特に「天ぷらのひらお」は福岡市指折りの人気飲食店なため、日曜日とはいえ16時に行って並びまくってました。吉野家に近い形でカウンターでガンガン食べては出ていく形式なので回転率は早いのですが、飛行機も考えなければならないでしょう。 出発の1時間半~2時間半前にはここに居たいところです。

 

今回は「牧のうどん」に落ち着きまして、ごぼ天うどんとかしわです。牧のうどん側が並ぶことはそうそうないでしょう。
ちなみに福岡市民の間ではウエスト派と牧のうどん派で宗教戦争が起こるところですが、私は牧のうどん派です。え、資さんうどん派??? 北九州の人は帰ってください。

あとTwitterの福岡市民が沸き立ったニュースとして、3月18日に博多駅併設のバスターミナルへ牧のうどんが進出だそうです。 出店形態がバイパス沿いの車利用客向けが中心なため、まさかの展開に高まらざるを得ないでしょう。 福岡出張などで博多駅でちょっと時間ができた方は、雑にラーメン屋ゾーンへ向かうのではなく、牧のうどんも選択肢に入れてみてくださいね。

 

1645~ N:福岡空港待合ロビー 9番ゲート前「BLUE SKY」

  福岡空港は構造的にも、外国人の多さ的にも、手荷物検査が混みやすいです。 こだわりが無ければ、おみやげは検査後の待合ロビーで買った方が慌てなくて済むでしょう。 さて、そこで早めに待合ロビーに入って向かいたいのが、9番ゲートにあるANA直営おみやげコーナー「BLUE SKY」。なんとここではプレミアム焼酎「森伊蔵」が、プラコップでカジュアルに頂けます。 都内じゃ下手すりゃグラスで3000円とか取るところを700円ほどで気軽に試せますし、乗る直前に飲めば機内で毛細血管が開いて気持ちよく酔えます。私も年数回ペースで利用してます、ここ。 なお、1ヶ所だけの穴場でしてゲートによってはかなり歩きますし、LCC側のターミナルからは行けないのでご注意ください。   さあ、ここで弾丸ツアーも終幕です。お疲れさまでした。  

備考①:バスを正しく活用するために。

福岡市周辺は電車はあまり路線が多くなく、代わりにバス網が血管のように発達しています。 そしてバス会社が西鉄バスのみなので複雑ながらもルールは統一されており、使いこなせれば最強です。 その中で真っ先に活用したいのがにしてつバスの時刻検索アプリ。非公式がその使い勝手の良さから公式化したという経緯がある良アプリです。 特に「ランドマーク」から地区単位を目的地に設定できるため、 バス停が正確にわからなくてもざっくり当たりを付けられて便利です。 http://www.nishitetsu.jp/bus/app/busnavi/ 併せて携帯したいのが路線図のPDFです。 西鉄で詳細なPDFを落とせるため、路線番号をチェックすればかなり高度な移動が可能です。今回iPhoneのGoodReaderに突っ込んでおいたんですが、人生で数千時間も西鉄バスに乗ってる自分が使っても助かりました。 http://www.nishitetsu.jp/bus/rosen/rosenmap.html  

備考②:柳川観光

太宰府→柳川間は1時間弱で着きます。 1日目に九州国立博物館を抜けば昼過ぎに太宰府を脱出できるため、その足で柳川観光は出来なくもありません。他にも、2日目早朝に天神から向かう事も可能です。 今回の趣旨としてはさすがにやりすぎと思ったので抜きましたが、いっそそのままホテルは柳川で取ってしまうというのもありかも???

柳川の魅力はこの動画で!

備考③:志賀島観光

こちらは最後まで案として残っていたコースです。 博多湾を片道30分で渡る市営渡船があり、市民の足として朝6時台から夜23時台まで定期便が出ているため、現実的な移動が可能なんです。志賀島は陸繋島なため、万が一船が運休してもバスや電車で博多まで戻ってこられるのもポイントです。 シカシマサイクルでクロスバイク借りて志賀島を一周しつつ、休暇村 志賀島で海を一望する温泉に浸かったり、漁港直送の海鮮丼をむさぼったりというのは最高の体験です。 これ、私がサイクリングしてた頃によく回っていたコースです。 ただ、志賀島って単なる島なので特に何があるわけでもないんですよね…… 今回の旅行では、何度も行ってるので自分の中で新鮮味が無いのと、この時期は海の突端でクソ寒い事確定なので避けましたが、そういうのを楽しめる人ならありだとおもいます。  

備考④:福岡城址

ほとんど何も残っていない上に、造りも地味なので、2日目の早朝にラーメン食べた後の散策になら……って程度です。 でも最近、小学校を改修した施設で地元の和菓子メーカー「如水庵」がカフェ開いたと知って興味は沸いています。  

備考⑤:日本号

 

 

今回のルートではタイムアップだったし、博物館のハシゴになりそうだったので避けましたが、福岡市博物館では名槍「日本号」を常設展示しているんですよね。
しかし、昨年のお盆、刀らぶでの日本号配信開始の週に20分ほど眺めていたけど、女性は1人も見かけなかったという……。

それがこのたび「へし切長谷部」を特別展示で盛り上げたら大盛況だったようで。宣伝って大事ですね!

あと博多駅博多口に「黒田節」の母里友信像が立っていますが、こちらが握っているのも日本号となります。
刀らぶ女子、ちゃんとチェックしましょうね!

 

備考⑥:Googleマップ

途中に張ってるカスタムマップ、Googleマップとして読み込めるのでスマートフォンとの相性が非常によく、「めちゃくちゃ便利なのでは!」と1人で盛り上がりました。
福岡にお越しの折にはブクマしといて損はないかと。タダだし。

1日目:https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zEvc-aRlkaF0.kZkxRnhT9OG0&usp=sharing

2日目:https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zEvc-aRlkaF0.kXbEohkav6_4&usp=sharing

 

備考⑦:Y氏は暇人

もっとディープ(かつ地味)な福岡に切り込みたい方には、B級スポット目線から福岡を紹介している(?)WEBサイト「Y氏は暇人」をオススメします。
一方的に見掛けた事があるだけですが、いつも記事読んでます!

最近は本にもなったようで、売り切れてますけど一応張っておきますね。

福岡路上遺産

福岡路上遺産 [書籍]

価格: ¥ 1,836

著者: 山田 孝之

出版社: 海鳥社

出版日: 2015-12-22

商品カテゴリー: 単行本

ページ数: 143

ISBN: 4874159648


 

備考⑧:糸島や能古島

豊かな自然を大満喫という意味では、市内からも無理なく行ける糸島や能古島は悪くないんですが、どちらかというと福岡市民が休日を満喫する場所なんですよね。 別荘地ですし。
特に糸島は6年に渡り大学に通ったのでよく知っていますが、わざわざ遠方から来て短い滞在時間をがっつり割くのはちょっと違うかなぁ、と。

そういう意味では志賀島も一緒なんですが、志賀島は短時間で回りやすいんで、まだ現実的です。

 

終わりに

とくに今回は観光時間取れるかギリギリまで不透明だったのでほぼ一人突貫旅行でしたが、非常に満喫できました。 太宰府駅降り立った頃は「何十回と参ったここを改めて一人で一眼レフ構えるの、恥ずかしいぞ」と気後れしていましたが、気付いたら一人前の観光客やってましたね。写真のクオリティが観光客風味なのはしょうがないんや……。(言い訳)

願わくば全国各地で地元推薦の観光案内の流れが出来ますように。私が旅したいので。

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