いりす症候群にどハマり

なんか、自分の好きな物布教ブログと化しつつありますが、今日はフリーソフトのお話なので、簡単に試せて幸せですね。

さてさて、先日某研究室に遊びに行ったとき、後輩がやっていたのが"いりす症候群"。いちいちフリーソフトのパズルゲーなんかまで把握してられないのでスルーするのが普通ですが、超一部でコアな人気を誇る"愛と勇気とかしわもち"の人の新作だと聞いてしまったら、チャレンジするしかありません。"愛と勇気とかしわもち"を知らないとか言う非国民モグリな人は、さっさと夜通しやるべきです。

さて、本ゲームは自分が知る限りでは一番まともに"物理演算"を組み込んである落ち物パズルゲーとなってます。流行りでいろんな演算エンジン出ていますが、イマイチそれを活かしきったゲーム、しかもフリーソフトではあまり見かけないので、その意味でも一度は手を出してみるのは面白いと思います。

しかし、"愛と勇気とかしわもち"の流れを汲む作品としては、プラスアルファの部分も大事ですよね。本作はかなり最初っから不穏な空気は漂っている上、BGMが"今日も誰とも喋らなかった"、"着信ゼロ"、"10時間くらい天井を見ている"などなど、明らかに狂ってます。だけど、かしわもちほど作品の味付けになってるわけじゃないのが残念です。2万点ED(?)見た限りじゃ、"そんなオチかよ!"な出来でしたしね。

それでも、落ち物パズルとしてはよくできてますわ。相変わらずの、気付いたら時計の短針ががっつり動いている時間泥棒っぷりは半端じゃないです。ただ、1ゲーム当たりが長い反面、運の要素が大きいため、飽きやすさもありますね。もしシステムを改良できるなら、下に積んだまま腐った分をもっと連鎖的に崩して一気に高得点狙える方がおもしろいかも。

現在、3万点ちょいで頭打ちなので、せめて5万点は狙いたいところです。