SplashtopのIP直打ち設定で艦これリモートプレイが簡単にできてしまった

艦これは佐世保鎮守府勢なのですが、「これは深入りするとヤバい奴だ」と早期に退役を決めたのが半月ちょい前。しかし、Twitterのタイムラインがどんどん艦これに埋め尽くされていって「やっぱ戻りたいなぁ」と揺れ動く今日この頃です。

そんな折、リモートデスクトップで艦これやろうという4gamersの記事が出てきた直後に、とあるiOS向けリモートデスクトップアプリが無料キャンペーンに入ったため、技術的興味で戻ってきました。技術的興味ならしょうがない!

正直、そちらは消化不良な実験結果に終わったのでそのまま無かった事にする予定でしたが、4gamers記事の一節が非常に引っかかっていました。

いろいろ試した結論から言うと,最も操作性がよかったのは,VPN(Virtual Private Network)を構築した状態で使ったアプリ「Splashtop Personal」だったのだが,「便利なのでみんなヤマハルーター『RTX810』買ってVPN構築しましょう」というのは,さすがの筆者も無茶だと 気づいたので,これは見なかったことにしたい。

ライターさんはこう書いていますが、Macの場合はデフォルトでVPNサーバーになるから、追加投資など必要ないはずです。結論から言うと、それは正解でした。しかも、実はVPNなど無くても利用出来ることもわかりました。(RTX810があったらより踏み込んだ仕様にできるのも事実です

リモートデスクトップそのものも、変な笑いが出るほどスムーズでして、どう考えても艦これ復帰フラグです。すでに、イーモバイルの月間データ転送量が心配になっています。

 

Splashtopとは?

リモートデスクトップサービスSplashtopは、サーバーソフトはWindowsMac、クライアントアプリに至ってはiOSAndroid、そしてなんとWindowsPhone版まで用意してあります。素晴らしい。

さっそく85円でiPadアプリ『Splashtop 2』を買いました。アプリを買うだけでローカルからは自由に接続可能となります。是非試してもらいたいのですが非常にスムーズです。通信遅延があるだけでフレームレートそのものは30fps出ている気がします。

 

イーモバイルLTEから繋いでみた

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さて、本題です。

Splashtopというリモートデスクトップサービスは、サービス本体のサーバーを介する形での接続になります。この時、ローカル外からの接続と認識されると、リモートデスクトップはできません。月額170円にて追加アドオンという形で外部接続が提供されるわけです。なるほど、ここが収入源なのですね。

けれども、前述の4gamersの引用部…というか艦これ界隈全体ではVPN=外部接続を擬似的にローカルと認識させることで、その問題を突破していたわけです。 早速やってみたら、これがまた非常にスムーズ。どこまで電波弱くていいかは定かじゃありませんが、LTEではなく3G側でも、10~20fps出ている印象です。解像度はデフォルトの1024×768にして、ブラウザ側をフルスクリーンモードにすると非常に快適ですね。

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しかし、どう考えても収益モデルの根幹を揺るがす抜け穴で、規約的に大丈夫なのかとアプリのメニューを漁ってみたところ、さらなる大発見。むしろ、VPN環境構築なんて無駄な手間をかけなくてもIPアドレスを直打ちして外部からでも直接接続するオプションが最初から用意されているじゃないですか。

あまりに神すぎる対応にさらなる変な笑いが出ました。

ということで、DDNSIPアドレス固定してポート解放さえ出来れば、外部からでも建造と遠征くらいは余裕で済ませられそうです。ただし、レベリングとなると忍耐がいるかも……。

 

おわりに

別にリモートだからといって、建造で島風は出ません。羅針盤も有利になりません。でも、資源的にはおいしいと思います。 あー、せっかく早期撤退で戦略的勝利を勝ち取ったはずなのに、また戦場へと舞い戻るのか!!!