野球見てきた。ホークス快勝!でも、そんなの関係ねぇ!

親父がチケットもらってきたので、友人と2人で見てきました。ここで唯一で些細な問題としては"2人とも別に野球見ることに興味がない"だけです。自分としてはホークスが勝ったらうれしいが、別段ペナントレースの通常試合に一喜一憂できるほどではないし、お金を払って見に行くことは未来永劫無い。でも、そこにチケットがあるんなら行くわな。(貧乏性)

外野自由席、しかもいつも人の多い福岡ドームでGWの"どんたくシリーズ"と銘打った3連戦で席が無くなりそうだったので1時間半前くらいには席確保していたでしょうか? さっそくおもむろにPSPを取り出す我々。球場側は練習模様を見られたり、MCがイベント盛り上げてたりと試合開始までの繋ぎをしているっていうのに、黙々とモンハンやってました。で、思っていたことが"周りがうるさいからお互い声を掛け合いづらいよねぇ"な時点で何しに来てるんだ、おまいら。んで、結局1球目が投げられた瞬間に"クエストクリア"→2球目が投げられた瞬間にスリープするまでやってました。KY、KY。

そこからは試合を見ていたわけだが、正直なところ遠くでよくわからない選手がよく見えないプレイをしているだけなので、外野自由席でみるよりはテレビで見た方がいいのが現実ですよね。そこで、選手に勝手にプロフィール付けて遊んでました。伊集院光的遊びです。柴原は実は婿養子で稼業継ぎたくなくて野球の道を目指したり、松中は実は今でも4畳半のアパートに住んでたり、小久保がベンチでは中二病だったりとかいう事をずっと言ってました。熱烈なファンがその場にいたら半殺しにされそうですけど、だって間が持たないんだもん。娯楽としては野球ってそんなに優れてないぞ、ホント。

しかし、野球ファンという趣味に興味持ったのも事実。結構近くが敵のオリックスファン地帯だったのですが、さすが彼らはやる気満々ですね。福岡で敵チームの応援をする場合、年140試合のうち20試合とかを見に来てるんでしょうが、月に1回3連戦計算。考えようによっては、とてもいいペースで盛り上がる機会を得られる趣味なんだな、と思いました。そんな事を考えるのも"選手について名前もろくにしらない"我々と、"福岡で敢えてオリックスを応援する or 福岡まで連休潰して応援に駆けつけている"彼らの温度差が違いすぎたからなんですよね。

そんなオイラですが、最後の最後に感動しまくりました。勝ったのとどんたくシリーズの協賛がアサヒビールだったことにより、ドームの屋根の開閉が行われたから。開いた状態なら見たことあったのですが、実際に開くのを見たらあまりの馬鹿馬鹿しい規模に本当に感動ですよ。金属材料屋として、あんな状態であんな規模の開閉式ドームを提案した、構造力学のこの字もしらないであろうプランナーの頭を撫でてやりたくなりましたよ。まともな工学屋なら"ドームの屋根が開いたらロボットの発射基地みたいでおもしろくね?"、"ぎゃははは、いーね、それ。ありえねーwww"と一笑に付すはずの事をやっちゃってるから半端じゃない。稼働部品で重量を支える強度・内部まで潮気が飛んでくる耐候性・ドーム内の気密の維持など、考えるだけで絶望的。しかも、それを1日30度とかではなく、目に見えてわかるほど早いスピードで。それが実際にやられてるんですからなぁ。恐ろしい。

さてさてそんなわけで、友人のボランティアによりマカライト鉱石が集まって斬破刀が出来上がったし、いいもの見せてもらったし、なかなかのGWでした。読み返したら、勝敗についての言及はタイトルだけかよ。