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Kindleで買える商業誌でオススメなのを紹介してみる ラノベ編

『商業誌』って部分に何度かツっこまれましたが、これ、敢えて使ってます。というのも、『商業出版物』を端的に表す単語が無いんですよ。『商業本』が一番近そうだけど響きに違和感ありますし、『商業作品』だと本によっては作品って感じじゃないものもあります。逆に同人誌だと、ガッチガチの製版本出しても同人誌っしょ?
同様に、『電子書籍』に対する紙の書籍を表す単語も無くて困ってます。誰かいい表現あったら教えて下さい。

さて、今日のジャンルはラノベ!!!!
いや、あの、本来はミステリ編で締めるつもりだったんですけど、Kindleストアでミステリオタとして妥協のないラインナップが揃いませんでした。たとえば、深水黎一郎作品で、なんでエコール・ド・パリ殺人事件だけ抜けてるんですか、講談社さん……。

では、前置きが長くなりましたが、本題行きます。基本的に、ラノベラノベしたのは自分の年齢的に辛いので,普段ラノベ読まない人でも楽しめる選出だと思います.

 

パニッシュメント(660円)

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ぶっちゃけ、これが配信開始してるのに気付いたからこそラノベ編やる気になりましたし、これさえ紹介できれば満足です(笑)

表紙を見ればわかるように、淡泊な高校生の主人公と、ヒロイン二人の三角関係を描いた青春劇です。……最近の青春ってすごいなぁ。

販売直後に『星海社セレクションズ』で紹介されてて気になったので読んでみたところ、ここまで文章に質量を保たせられるものなのかと圧倒された作品です。一冊読み切りなので、是非読んでみてください。
ってか、今気付いたけど星海社が江波先生召喚に成功してるやんけ!!!!! しかも、中央口東口挿絵ってwwwww 俺得すぎる。

 

コップクラフト(630円 現在3巻まで)

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フルメタルパニックの賀東招ニ先生がアメリカのポリスドラマ見過ぎて、でもラノベに合わせてファンタジーと女の子を混ぜた結果、カオスな濃いハードボイルド小説が誕生してます。元々は『ドラグネット・ミラージュ』というタイトルで竹書房ゼータ文庫から出ていた奴なので、ガガガっぽくはありません。

本作の魅力は、何よりもハードボイルドを絵に描いたような警官のマトバと、異世界の騎士でまったく融通が利かないティラナの凸凹コンビが、次第にかみ合っていくお約束展開ですね! これを凡百の作家が書いても出来の悪いドタバタ劇で終わりますが、そこはさすがの賀東先生です。……こう書くと、まさにフルメタですね(笑)

 

日帰りクエストシリーズ(480円 全4巻)

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他のKDP作家さんが話題にしていて、すごく驚きました。だって、スレイヤーズ神坂一先生が書いたとはいえ、超絶マイナーな93年の作品なんですよ。自分としては、ラノベ読み始めた当初で喜んで読んでた懐かしの作品です。

内容としては、女子高生が異世界と現代を行き来するというオーソドックスなファンタジーです。出版時期が時期ですので変にギミック盛ってあるわけではなく、その分だけ万人受けする娯楽小説になってて、逆に新鮮です。

いやー、これ読んでた当時はヒロインが苦労している高校生活が実感できなかっただけに、今読むと感慨深いです。けれども、調べてみると日帰りクエストがイレギュラーなだけで、他に90年代のマイナー角川スニーカー作品でKindle化されてるのは無いようです。万が一これを見ている権利者さんがいたら、「ギャラクシー・トリッパー美葉」とか、「古墳バスター夏美」のKindle化よろしくおねがいしますよ!!!!!!