Wikipediaによると2006年にアーケード→2007年にドリームキャストという歴史を辿っている時点で冒険しすぎだし、見た目がスクール水着のメカ少女だし、何よりも縦シューだしで、そういう層が大挙しているXbox360のLiveアーケードで配信されたのも必然ですね。価格は800ゲイツポイント＝1200円。こんな良質タイトルでもこの値段で遊べるとか、ネット配信最強過ぎます。そうなると、シューターの端くれである自分が買わざるを得まいと言うことで、アーケードスティックと同時に購入しました。
見た目はともかく、内容はかなり硬派なシューティングですね。背景とキャラが3Dになっているので立体感こそ増えてますけど、基本的な構成は90年代前半の臭いがぷんぷんします。ただ、それを従来作とは一線を画した内容にしているのがアンカーショット。敵にアンカーを打ちこんで引き寄せ、室伏のように投擲するという必殺技で、弾消し・稼ぎの中核を成すおもしろシステムなのです。
しかし、その難易度が高いのなんのって、適当にやってると（むしろ真剣にやっても）敵の方向に投げ込めないのだ。酷いときには画面下方向に投げてしまい、泣きたくなります。だけど、そればっかりに集中していると弾のこと忘れてやられて泣きたくなります。そんなわけで、アンカーは使わない方が簡単だし、長く生き延びられるし、イライラしません。正直、この見た目でシューティングというマイナージャンル、さらにこのアンカーのマニアックさとか、よく商業作品として成立したなと驚くほどです。
さて、こんなこと言っててもせっかく買ったので真剣にアンカーの練習してきたら、やっと慣れてきました。すると、やっぱりおもしろくなりますね。多少技術のいることが不自由なくできるようになってくると新たな楽しさに繋がるのは確か。まずは実績解除とか考えずにちょこちょこやっていこうと思います。
