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未だ生きている産業遺産 池島炭鉱観光のススメ

   

注:細かい部分がおかしいかもしれないが、大人の事情というやつだ。気にしないでくりゃれ。(二度目)

 

前半は軍艦島について写真メインで書きましたが、後半は軍艦島と同じく長崎市の海に浮かぶ炭鉱で栄えていた島『池島』の紹介をメインで書いていきます。

 

池島の概要

池島炭鉱は、戦後に開発が始まり、他の炭鉱が閉山になってたような時期に隆盛を極めた近代的な炭鉱なのですね。たとえばユネスコ世界記憶遺産に選ばれた山本作兵衛の絵でイメージされるような危険を覚悟で人力でどうにかして掘るのとは一線を画した、商業的な炭鉱だったわけです。
惜しくも2001年に閉山にはなりましたが、今でも炭鉱時代の設備や人材が残っていて、炭鉱遺産の観光資源化を進めています。

 

でだ、池島の何がいいって、昭和の高度経済成長期の跡が島中に残ったままになっていて、生きている炭鉱内部も含めて、誰でもじっくり堪能できるんですよ! 実際のところ、一般客の観光場所としてはちょびっとしか上陸できない軍艦島より、当時の営みが点在していて丸一日ブラブラできる池島の方が楽しめると思います。特に、カメラが趣味の人、工場見学とかに燃える人には超オススメです。
出来れば両方をまとめて見られると、炭鉱としての対比構造などもあって、さらに楽しめるでしょう。
前回も書きましたが、池島分(というか軍艦島以外)のRAWデータを吹っ飛ばして写真のクオリティが低くて、魅力が伝えきれていない気がするのが悔しい……。

 

島内のあれこれ

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メインはやはりアパート群ですね。1970年には外周4kmの小さな島に8000人近くが生活していたということで、高層アパートが島中に何十頭も林立しています。てっきり立ち入り禁止区域なのかと思っていたら、アパートエリア自体は島民の方も日常的に使う一般道になっていて、自由に撮影できます。

 

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アパート内部に関しても、後述する炭鉱ツアーの一部として見せてもらえました。

 

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結構こんな風景がそこかしこで見られますが、よく見ると建物が極端に古いわけではなく、海風と風雨が厳しい島で人がいなくなるとこうなっちゃうんですね。

 

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着いて早々、船着き場にねこがわんさかいるの好印象でした!
我が家の近くに相島というねこで有名な島があるのですが、そこの子たちは漁師さんにおこぼれをもらっているだけなので、栄養足りていなくてかわいそうになるんですよ。しかし、池島のねこは見ての通り全体的にふっくらしていて毛艶がいいのでどうしてかと思ったら、ドライフードで餌付けされてる(笑) 島中で餌付けしてくれる人のところに集中的にねこが住んでいました。
この辺賛否もあるようですが、自分はねこ派なので、いいぞもっとやれ!!!

 

炭鉱見学

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炭鉱自体は炭鉱を所有している会社が、当時の炭鉱マンによる観光ツアーで案内してもらえます。かなり錆てて独特の存在感が出ていますが、たとえば上の縦坑櫓(地下に下りるための巻き上げ機)などは自分とほぼ同い年の30年かそこらしか経っていない設備だったりします。

 

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実際に使われていた本物のトロッコへ乗車し、内部へ行きます。
本来の炭鉱は地下650m(スカイツリーが入っちゃう!)なのですが、すでに水没しているので、研修用の地上坑道です。

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さあ、炭鉱内部です。巨大バッテリー背負って、ヘッドランプ装着!

 

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採掘用ドリルが置いてあり、実際に回転します。大迫力!!!
この辺は、10年前まで実際に稼働していた炭鉱だからこそ見られる光景でしょう。

 

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その他にも、当時の設備が島中に放置されていて、圧巻です。

 

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宿泊は、島の中央会館になります。ちょっと古い民宿って設備でしたが、管理人の方がしっかりされているのか、トイレなども非常に綺麗でした。

 

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今回はチャーター船で軍艦島から直接池島まで行きましたが、公共交通機関で長崎市から行くのは不便なのが難点です。ただ、佐世保からの高速船直通はかなり便利でしたし、電車→船→バス→船と乗り継ぐ気があるなら、博多の始発で朝10時半の炭鉱ツアーに間に合います。詳しくは公式情報をごらんください。

福岡の人間だと、博多→佐世保の高速バス片道2200円×2+高速船片道1800円×2+宿泊費3300円という超気軽に行ける事が判明したので、またフラッと撮影旅行に行きたいと思います。

 

長崎市地域おこし協力隊 小島健一さん

最後になりますが、誘っていただいたところから、飲みの相手まで、いろんな意味でお世話になりました。

『池島』の町おこしをされている方ですが、インターネットでの池島情報の公開などを積極的に行っていて、管理されている池島観光のブログは非常に助かる情報源でした。おそらく、近いうちにあと2回は行くと思うので、その時はまたよろしくお願いします。

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