iOS6のマップがゴミなのは,ある程度計画的にやってる説を唱えてみる

iPadiOS6入れてみましたが,言及するのも野暮なほどマップがゴミですね.しかし,我が愛用のWindowsPhone7.5くんの初期はもっとゴミでしたし,日本語圏では未だに地図検索できないという仕様を強いられている身としては,お前らその程度で大げさすぎるんだよ,と小一時間.

さて,それはそうと,ゴミになった理由を突っつく記事をいくつか見かけましたが,個人的にはAppleさん,ある程度意図的にゴミにしてる可能性もあるんじゃないか,と思ったので,文章に起こしてみます.

 

今回のiPhone5は,ハードウェア側に大幅変更合ったおかげで多少マイナス面があっても売れるんですよ.一方,iPadも10インチ未満&軽量タブレットという切り札をずっと手持ちで粘っているため,ブランド寿命引き延ばすためならあと1年ぐらい引き延ばしたっていいと思ってます.

しかし,ソフトウェア側に関しては全く新しい体験を提示できておらず,今回のiOS6も実質的にはiOS4.4ってとこじゃないですか.

そうなると,Googleマップからの切り替えを本気でiPhone5のリリースに合わせる必要はなく,むしろ地図なんて”些細な事”は後回しにして,今後のOSバージョンアップの目玉として小出しに提供していく方が中長期的にプラスになるっていうのは戦略的に十分あり得るんじゃ無いでしょうか.(まあ,実際は深い考えも無くナチュラルにゴミを押しつけてくる,いつものAppleさんなだけな気もしますが.)

そう考えると,iPadにやっと時計アプリが追加され,未だに電卓は提供されていないように,ジョブズがいたらマップアプリそのものが消されてたかもしれないし,今でもそれぐらいやるべきだったんじゃないかなと遠い目をしながら,この辺でさようなら.