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棋譜を眺めてたら将棋マンガ 王狩がより楽しくなってきた件について

突然ですが,2週間ほど前に将棋を趣味に設定しまして,いろいろと模索しております.その一環で,棋譜再生可能なうpろだを設置してみたのですがこれがとてもいい感じなのですよ.自分の対局の棋譜ファイル落として将棋ソフトに形勢判断させてみたり,iPhone棋譜再生アプリに喰わせるようにできたりと,触っているだけでニヤニヤできます.ネット上に同様のスクリプト配布をしている人はいないようなので,2時間ぐらいのやっつけ仕事ですが,後日公開出来たらと考えてます.

王狩(1) (イブニングKC) edit

王狩(1) (イブニングKC) 青木 幸子 講談社 ¥ 560 (定価) ¥ 560 (Amazon価格) なし (Amazonポイント) 0 (私のおすすめ度) 0 (Amazonおすすめ度) コミック 在庫あり。 (価格・在庫状況は4月6日 22:14現在)

それと関係するのですが,将棋を始めるきっかけの一つに,『王狩』って将棋マンガがあります.先日書いた日本茶マンガ『茶柱倶楽部』と同じ青木幸子先生の作品でして,プロ棋士養成機関である奨励会への女性による挑戦を軸に,将棋そのものに重きを置いて描いてある作品です.しかし,そうなると棋譜がないから展開わからなくてモヤモヤしておりました.特に,2巻の局面描写は非常に熱いので,棋譜でーたべーすで検索してみたところ,牛嶋VS曰佐は2005年棋聖戦 谷川VS飯塚だと判明.

はっきり言ってオイラ程度の棋力では形勢判断は出来ないのですが,それでもマンガの描写と合わせながら読んでみると,わかった気になるのが不思議なもんです.

まずP42でのっそりと▲5二金と入るも,後手が逸らして,逸らしてのP58 最速の龍を殺す△2一金が入り,攻める所を引いたなとなる分岐点の▲6六角.そしてとどめの△4四角.

熱い,熱いですなぁ.こんだけ楽しめるとなると,出来るだけ将棋マンガには棋譜を載せて欲しいと思います.ヒカルの碁を中心に,なんかわかんないけど楽しめる,でマンガ表現が進んでますが,わかればもっとおもしろいんならわかりたいです.

さて,そうなると曰佐VS久世ですが,時期的にギリギリでわかりませんが,おそらく去年のA級順位戦 木村VS谷川の序盤が参考になってる気がします.でも,中盤からの分かれが大きすぎて展開がわからないorz

@mu_mu_とともにもにょもにょやってるのですが,以下が限界みたいです.

後手の歩の枚数が合ってませんが,これ以上はいろいろ並べてみてもわかりません.横歩取りの乱戦を初心者がどうこうできるならプロとかいらないんや……. △3四桂と,その20手先の詰みを見たいのに見られないもどかしさ.誰か棋力の高い方,正解を教えてください.

いやー,それにしても将棋は良いですね.他のボドゲ系と違ってプレイヤー人口も将来性も格段に違い,勉強法も確立されてるので,力を注いだらリターンも大きいです.別にアマの頂点目指すとかではありませんが,趣味が将棋ですって胸張って言えるぐらいに強くなりたいものです.

あと,全く関係はありませんが,土曜日に行われたJT将棋日本シリーズの一回戦のネット中継の存在を教えてもらい,これが非常に素晴らしかったので紹介させてもらいます.佐藤九段VS深浦九段ですが,脂の乗りきった2人が指す最新戦法の早指し.解説の米長会長の軽妙な解説もあり,将棋の魅力を素人目にも実感できる熱戦譜になってます.

この棋譜は,去年生まれてたった一年でプロ公式戦にて56勝56敗4千日手という奇跡的な衝突を見せている流行戦法 ゴキゲン中飛車VS超速3七銀の一戦という背景を理解して見ると,さらに楽しめます.序盤,後手が3二に金を上がるか銀を上がるかとか,△5六飛の後の先手の対処とか,流行で研究が出そろってるからこその分岐の重要さが伝わってきました.かといって研究だけに止まらず,後半の力のぶつかり合いがまたスゴい.王狩 1巻で稲森会長が将棋の美しさはサッカーと比べてわかりづらい.見る側に知識が必要だ.私はあの美しさをみんなにわからせたいと言ってましたが,この棋譜を見ていてその辺がちょっとわかってきた実感があったので嬉しいです.みなさんも,将棋やりましょう!